九州南部に停滞する前線の影響で鹿児島県内では激しい雨が降っているところもあります。奄美地方では14日明け方にかけて土砂災害に警戒が必要です。
県内は、大気の状態が非常に不安定になっていて、鹿屋市で午後5時40分までの1時間に43ミリの激しい雨が降りました。また、十島村の中之島では降り始めからの降水量が154・5ミリと、平年の5月1か月分の4割を超えています。
県内では13日最大で1時間に40ミリの激しい雨が予想されています。奄美地方では14日午後6時までの24時間に多い所で100ミリの雨が予想されていて、14日未明から明け方にかけて土砂災害に警戒が必要です。また、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方でも今夜遅くにかけて、土砂災害に注意が必要です。
JR九州によりますと、大雨の影響で指宿枕崎線は午後4時20分ごろから喜入と指宿の間の上下線で運転を見合わせています。

前線停滞で激しい雨も 奄美は引き続き土砂災害に警戒 鹿児島
MBC南日本放送