着陸直前に非常ドア開く 呼吸困難で12人搬送―韓国アシアナ機

着陸直前に非常ドア開く 呼吸困難で12人搬送―韓国アシアナ機

  • 時事通信社
  • 更新日:2023/05/26
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26日、韓国南東部の大邱空港で、非常用ドアが開いたままのアシアナ航空の旅客機(AFP時事)

【ソウル時事】韓国南部済州島から南東部の大邱空港に向けて飛行中のアシアナ航空の旅客機で26日、着陸直前に非常用ドアが開き、少なくとも乗客12人が呼吸困難を訴え搬送された。いずれも命に別条はない。警察は乗客の30代の男が扉を開いたとみて身柄を拘束し、航空保安法違反で調べている。

韓国政府によると、大邱空港に向けて下降中、高度約210メートルで非常用ドアが開いた。乗客194人が乗った同機はそのまま着陸した。空港によると、外国人搭乗の情報はない。

乗客は聯合ニュースに「突然扉が開き、乗員が『すぐに座りなさい』と叫んだ。気圧の変化のせいで耳が詰まり、子どもたちが泣き叫んだ」と当時の混乱ぶりを語った。機内で撮影されたとされる映像には、扉から強い風が吹き込み、乗客の髪などが激しくなびく様子が映っていた。

時事通信社

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