“5G機密”情報入手翌日に転職 ソフトバンク元社員

“5G機密”情報入手翌日に転職 ソフトバンク元社員

  • テレ朝news
  • 更新日:2021/01/13
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12日、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたソフトバンク元社員が、5Gの機密情報を持ち出した翌日、競合企業に転職していたことが明らかになりました。

12日、ソフトバンク元社員で、楽天モバイル社員の合場邦章容疑者(45)が、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されました。

合場容疑者は、まさに5G戦争を揺るがしかねない“産業スパイ”に手を染めたとみられています。

元々、ソフトバンクの社員だった合場容疑者は当時5Gなど、通信ネットワークの構築に関わる部署にいました。

2019年の大みそか、合場容疑者は自宅からソフトバンクのサーバーにアクセスし、メールで機密情報を入手したとみられています。

そして翌日、2020年の元日に競合企業の楽天モバイルに転職したのです。

その1カ月後の去年2月、ソフトバンクは合場容疑者に支給していた業務用パソコンを調べました。

すると、合場容疑者が会社の重要機密にアクセスし、不正に入手していた可能性があることが分かったのです。

ソフトバンクによりますと、合場容疑者が持ち出したとされる重要機密は、5Gなどの基地局設備、伝送網構築の工期の短縮や設計コストの削減など、5Gネットワークをいち早く構築するためのノウハウが詰まっていたといいます。

4Gと比べ、5Gは通信速度が格段に速くなります。
その一方で、1つの基地局でカバーできるエリアが狭くなります。
そのため、基地局を増設したり、どこにどう配置するのかが重要なポイントになります。

つまり、基地局の設置などの情報は、5G戦争を勝ち抜くために、各社が喉から手が出るほど欲しいものなのです。

ソフトバンクは、楽天モバイルに対して民事訴訟を起こし、不正に流出した情報の利用停止と破棄を求める方針です。

これに対し、楽天モバイル側は「現時点までに、当該従業員(合場容疑者)が前職により得た営業情報を弊社業務に利用していたという事実は確認されておりません。また、5Gに関する技術情報も含まれておりません」としています。

警視庁は、合場容疑者がスムーズな転職の条件として楽天側から情報の持ち出しなどの指示があったとみて、報酬の有無についても調べています。

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