2020年11月に発売になったソニーの次世代ゲーム機「PlayStation 5(PS5)」。データ読み込み速度の向上や8K出力対応など先代のPS4などよりも大幅にパワーアップしながら、ユーザーからは次世代機としては手の届きやすい価格帯だと好意的に受け止められており、いまだに入手困難な状況が続いています。

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初代PSが発売されたのは1994年12月。四半世紀以上、ゲーム業界全体をひっぱってきた名作揃いハードについて、文春オンラインでは2020年11月15日までの46日間、オールタイム「もう一度やりたい!プレステゲーム」と題してアンケートを実施しました。10、20代から70代を超える読者までの幅広い年齢層の方から、2000票以上の投票をいただきました(男性72%、女性28%)。
では、早速作品と寄せられたコメントを見ていきましょう。
※ランキングの発表はシリーズ名ごとに発表し、コメント紹介の中で各タイトルに寄せられたメッセージをご紹介します。
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20位 ぷよぷよ
「ゲーセンでお金を使い過ぎたので、自宅でじっくりやりたかった」(男性・53)
「家族で楽しめたから」(男性・42)
「ぷよぷよSUN。漫才デモと連鎖カットインが面白いから。サタンの頭をハゲにするから(笑)」(女性・31)
20位 チョコボの不思議なダンジョン
「キャラクターの可愛さが際立っていた」(男性・49)
「初心者にうってつけのRPG。何よりもチョコボが好き」(男性・29)
「不思議なダンジョンシリーズですがチョコボになったおかげでより世界観が楽しめた」(女性・45)
「自分のスキルと『運』のみのゲーム。ゲームの真髄とも言えるゲームだった」(男性・59)
19位 龍が如く
「実際の有名人がゲームキャラクターになって操作できるから」(男性・40)
「他のゲームにはない大人の世界に引き込まれました」(男性・41)
「龍が如く2。歴代プレステ、いずれのシリーズでも発売されている作品で、大人の遊び心満載の作品だと思います。セガというとオールドファンにとってはソフトメーカーでなく、ハードメーカーで任天堂やソニーの後塵を拝してきたというイメージが有りますが、この作品で見事にソフトメーカーとして生まれ変わったのではと思います」(男性・46)
「龍が如く7 光と闇の行方。シリーズ初のRPGでゲーム内容が一新されており、シナリオも過去最高なので大興奮の内容でした。とにかくボリュームがあり、やり込み要素も充実していて楽しかったです。春日一番のオトコ気やカッコ良さに惚れました」(男性・33)
18位 リッジレーサー
「PSで初めてプレイしたレーシングゲームだったので思い入れがあるので」(男性・42)
「初代プレステから本体と一緒に必ず買ってました。初代のインパクトは凄かったです」(男性・47)
「リッジレーサータイプ4。これまでのシリーズには無かったシナリオによってマシンが進化して行きレースだけでなくストーリーも楽しめた。そして何よりシリーズ最高と言われるBGMがレースを最高に盛り上げてくれた。是非現行のハードに移植して欲しい傑作」(男性・52)
16位 みんなのGOLF
「プレステのスポーツゲームと言えば、このイメージ。かなりハマった思い出が強い。操作性が良く、今までになかったゴルフゲーム」(男性・44)
「子供も大人も夢中になれる」(男性・46)
「リアルのゴルフを始めて間もない頃に発売されたので、コース戦略やナイスショットの連続、バーディーラッシュ等をゲームを通して体験させてもらえた」(男性・59)
16位 ウイニングイレブン
「サッカーブームの盛り上がりと、ゲーム技術の向上が最高のタイミングでシンクロした作品だと思う」(男性・41)
「友達と集まって大会開いたり、海外サッカーへの興味が強くなったりしたゲームなので」(男性・49)
「こんなにリアルなサッカーゲームが出来るのかと衝撃的だった」(男性・46)
「ワールドサッカー実況ウイニングイレブン4。サッカーゲームの転換点。この後のシリーズの基本的な部分が完成した」(男性・38)
15位 幻想水滸伝
「全員集めるためにどれほどがんばったか。ほんとに時間がかかったが達成感もあった」(女性・60)
「どのキャラを仲間にして、鍛冶屋につぎ込んで、どの組み合わせにするか。それだけでも面白いのに、キャラごとのイベントがとにかくよくて、PSよ、これがRPGだの触れ込みは間違っていない」(女性・40)
「水滸伝に着想を得つつも、独自のファンタジーワールドを形成しており、ストーリーおよび世界観の和洋折衷のハイブリッドぶりが画期的だった。音楽をワルシャワフィルハーモニーが担当しており、重厚この上ないゲームサウンドもたぶん走りだったような」(男性・44)
「幻想水滸伝2。108人もの個性的な主人公が出てきてその大半をパーティに入れることができる。ストーリーが泣ける。サブストーリーも充実している」(男性・44)
14位 モンスターハンター
「『ひと狩り行こうぜ』って言葉が浸透してる」(男性・48)
「狩りの方法を考えながら試行錯誤していくのが楽しかった」(男性・45)
「モンスターハンターワールド。新しいモンスターハンターを楽しめたから」(男性・23)
「モンスターハンターワールド:アイスボーン。自分の一番好きなゲームシリーズの最高傑作だと思う」(男性・23)
13位 桃太郎電鉄
「職場のみんなと昔よく遊んだので思い出に残っている」(男性・49)
「学生の時徹夜でやったくらい好き」(女性・43)
「鉄道に興味がない私でも楽しく遊ぶことが出来たので」(女性・28)
「ボンビーに会いたい」(男性・59)
「桃太郎電鉄7。昔、友達同士で熱中した。懐かしい一品」(男性・43)
11位 グランツーリスモ
「当時のCGは本物に近かった(今から考えるとちゃちいのだが)からすごく運転している感覚に襲われた」(男性・47)
「オンラインでもオフラインでも、末永く遊べる。車とコースのグラフィックがすごい!」(男性・47)
「ゲーム内で実在するスポーツカーのリアルな動きを体験できる画期的な作品でした。当時、憧れていたが高価で手の届かないスポーツカーを片っ端から試す事ができて楽しかった」(男性・50)
「ドライビングシミュレータとしてピカイチ」(女性・53)
11位 パラッパラッパー
「シューティングとかアクションとか苦手なのですが、音楽に合わせてボタンを押すだけでプレイができて楽しかった。ロドニーのキャラも魅力的。グッズが欲しくなっちゃう感じ」(男性・47)
「音ゲーの面白さを体感した名作だと思います」(男性・41)
「ヒップホップ初心者でも指一つで覚えられた」(男性・44)
「子供にもできるし楽しかった。レベルも選べて楽しい音楽でノリノリでやっていた」(女性・36)
「ゲームの内容が当時は斬新で衝撃的で面白かった」(男性・48)
10位 実況パワフルプロ野球
10位は「実況パワフルプロ野球」シリーズ。プロ野球に入団する選手の中からも「パワプロに出るのが夢だった」という声が聞こえるなど、デフォルメされているからこそ、かえってリアルに感じられる野球体験は一世を風靡しました。自分で選手を作れる「サクセスモード」で、一気に能力を上げられる可能性もあるが、その多くは失敗してしまう「ダイジョーブ博士の手術」をするかで迷った人も多いのではないでしょうか。
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「サクセスに本当にはまった」(男性・37)
「休みの日は夢中でやりました」(男性・59)
「選手データが忠実」(男性・46)
「登場人物がすべて実在の選手で、リアルにゲームが楽しめる」(男性・57)
「キャラクターがかわいい」(男性・58)
「野球ファンなので自分でチームを作れるのは夢でした」(女性・56)
9位 鉄拳
数多くある格闘ゲームの中でトップ10にランクインした「鉄拳」シリーズ。セガの「バーチャファイター」シリーズに対抗して1995年に発売されたナムコ初の3D格闘ゲームは、「最も長く続く3D対戦型格闘ビデオゲームシリーズ」として2017年にギネス世界記録に認定されました。
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「立体的な格闘ゲームに感動した」(女性・36)
「格ゲーの先駆的ゲームだった」(男性・48)
「私自身がキャラクターと同じように強くなった感じになって楽しい」(男性・49)
「別売のコントローラーまで購入して遊んだので」(男性・50)
「魅力的なキャラクター達を操ってバトルするのが楽しかった。今も続編が出つづけていて世界大会も開かれるくらいメジャーになっている」(男性・46)
7位 ペルソナ
7位は「女神転生」シリーズからの派生作品として誕生したペルソナ。2019年には『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』が発売され、2020年7月にはシリーズの全世界累計売り上げ本数が1300万本超を達成しています。
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「今までにやったことなかったゲームだった」(男性・58)
「独特の世界観にはまった」(男性・40)
「ペルソナ2罪。ペルソナシリーズをずっとやっていますがこれ以上ストーリーが素敵なのはなかった」(女性・40)
「ペルソナ3フェス。敵と戦うときのシステムが爽快感があって楽しかった」(女性・35)
「ペルソナ4。シナリオ、戦闘、キャラクター、どれをとってもインプレッシブな名作」(女性・35)
「ペルソナ5。兎に角カッコ良い。漫画も面白いしコスプレも最高に決まる。一石?鳥な作品」(男性・54)
7位 電車でGO!
同じく7位に入ったのは「電車でGO!」。列車運転ゲームの定番ブランドでありながら、2020年12月にはシリーズの最新作『電車でGO!! はしろう山手線』がプレイステーション4向けに発売され、「VRの没入感がスゴい!」と早くも話題になっています。
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「電車好きではなくても楽しめる」(女性・56)
「もともと、ゲームをするような趣味はなかったが、話のタネにプレステを買い、このソフトが流行っているからと購入。峠の釜めしが出るまで何とか頑張ろうと家族とやっていたころを思い出す。ど素人でもとっつきやすいゲームだった」(女性・48)
「電車や列車、機関車などを、『運転』している感覚、とてもすばらしいです。安全運行、信号の確認、定速運転、徐行、力行、制動、停止位置の順守、などなど、実際の運行従事者が行っていることを体験できる、素晴らしいゲーム」(男性・51)
「子どもも私も鉄ちゃんなのでドはまりしました」(女性・56)
「電車でGO! 旅情編。従来にはなかった、路面電車を運転するゲーム。函館市電、伊予鉄道など4社の路面電車を運転できる。隠し路線も充実」(男性・55)
「電車でGO !2 高速編。初代の電車でGO!と比べ、運転できる列車・路線が飛躍的に増え、ブレーキ扱いが粗いと乗客が片隅にあらわれて苦情をいうシーンが出てきたり、雨天の時はワイパーが動いたりとリアルさが増した。ぜひもう一度プレーしたい。PS5は今は持っていないが、このソフトを再販してくれるなら即買います」(男性・55)
6位 メタルギア
小島秀夫の監督デビュー作「メタルギア」から続くステルスアクションゲーム。主人公ソリッド・スネークの「(敵の目を欺くため)段ボール箱に隠れる」というアクションは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに参戦した際にも取り入れられました。
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「歴代プレステ、いずれのシリーズでも発売されている作品で世界的にも評価が高く代表作と言っても過言ではないと思います。私はこのシリーズをプレイし続ける為にプレステを購入しています」(男性・46)
「敵に見つからないように、ひっそり……ひっそり……忍び足で移動し時には兵士を倒し目標を達成した時の嬉しさはとても良かった」(男性・18)
「メタルギアソリッド。当時としては珍しいジャンルの敵を積極的に倒さないゲームとして、非常に楽しめました」(男性・45)
「メタルギアソリッド インテグラル。本編も面白かったけどVRトレーニングがもう一度やりたい」(男性・34)
「メタルギアソリッド2。小島流隠密アクションが完成したタイトル。キャラ立ちしまくった敵ボス、クリアの仕方が何通りもあるシステム、ハリウッド映画の中の主人公になったような緊張感など、記憶に焼きつくタイトル」(男性・44)
「メタルギアソリッド3。とにかく面白い! 操作も2から向上したしスリル満点」(男性・59)
5位 三國志
5位は1985年の初代「三國志」から35年以上愛され続けるコーエーの名作「三國志」シリーズ。2020年1月には4年ぶりの新作となる「三國志14」が発売され、シリーズ最多となる1000名以上の武将が登場しました。
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「『三国志ヲタク』としてはこれ以上遣り込んだタイトルは他にありません!」(男性・56)
「歴史ものの醍醐味は実際の歴史どおりにならないところ」(男性・65)
「国同士の闘いはあったけど、武将が中心のゲームになったのは凄い」(男性・50)
「壮大な歴史の中にいる感じがする」(男性・62)
「シミュレーションゲームを普及させた功績は大きい」(男性・62)
「三國志V。難易度的にも遊びやすく、システムも複雑すぎず簡単すぎない程度でバランスが良い。間口の広さと奥深さが両立されている。服部隆之氏による音楽も秀逸。レスポンスやグラフィック、インターフェースなどその他の面も高いレベルでまとまっており、全体的な完成度は高い」(男性・60)
4位 信長の野望
4位は「信長の野望」シリーズ。こちらもコーエーの誇る歴史シミュレーションゲームの金字塔で、長年にわたって売れ続け、多くのファンの支持を得ています。任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」より前に生まれた本作。じつはシリーズ初代のプレイ可能地方は近畿・中部地方のみ。まだ当時のPC性能やメモリ容量が追いつかなかったのです。
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「歴史が動いている感じがして、面白かった。結構、歴史の勉強にもなった」(女性・65)
「弱い大名を選択すると簡単に終わる」(男性・46)
「作戦をたてるのに頭を使う。敵の作戦と能力にあった作戦をたてるのに苦労したが、それもかえって印象に残っている」(男性・64)
「天下統一目指して知能をふりしぼっても、大名の寿命がつきて終わったときのくやしさ一杯。でも、面白い」(男性・65)
「上杉謙信、真田幸村、伊達政宗……彼らが成し得なかった天下を彼らに代わってとる!」(男性・56)
「どの様にすれば強くなれるかを真剣に考えた。今の世の中で、上の方に居られる方々も一度試してほしいゲームと思う」(男性・74)
「シミュレーションゲームの王道。好きな武将は短命が多くて残念だったな……」(男性・47)
3位 バイオハザード
トップ3に食い込んだのは「バイオハザード」シリーズ。サバイバルホラーの名作として、長年愛されているばかりか、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演でハリウッド映画にもなりました。映画の方も人気で2002年から2016年まで6作のシリーズが作成されたほか、2020年末には新キャストでの「リブート版」も撮影が終了し、2021年のアメリカ公開が予定されています。
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「いきなり出てきたモンスターにびびり、ストーブを倒して火事になりかけた思い出がある」(女性・49)
「恐怖を感じながら、ハラハラドキドキしてプレイしました」(男性・29)
「サバイバルホラーとしての新しいジャンルを確立させた名作だと思います。それまでのゲームソフトでは、いくら『恐怖感』を演出しようとしても『所詮はゲーム内の出来事』という感じでした。バイオハザードは、まるで映画の中の登場人物になったような気分で、ゲームプレイに没頭してしまう作品でした」(男性・50)
「何と言っても初めてやった時は、恐かった。自分がゲームの中に入り込んで出れなくなった夢を何回も見ました。今も全てのシーンを覚えています」(女性・65)
「死にまくってゲーム機を初めて叩き壊そうとした究極のホラーゲーム」(男性・18)
「あまりに怖くて、最初の部屋から出たところでプレイをやめた。マジで怖くてそれ以上進むことが、何度やってもできなかった」(男性・56)
「あれほどのリアルなゾンビや音楽の不気味さ。とても1人ではできなかった。今でも怖いくらいの衝撃だった」(女性・36)
「部屋を暗くしてプレイしたのは良い思い出。映画になってしまうとは思わなかった」(男性・48)
「斬新な3Dアクション、壮大なシナリオ、先の見えない恐怖の連続。その後大人気シリーズとなるバイオハザードの記念すべき第一作目は衝撃的な面白さでそれまでのゲームの価値観を一気に変えさせられた」(男性・52)
「バイオハザード2。1も面白かったが、グラフィックが綺麗になっていて、2人のプレーヤーから選べるので、長く楽しめた」(男性・46)
「バイオハザード2。大ヒットした1作目から大幅な進化を遂げて登場したシリーズ2作目。主人公を2人から選択できて同時進行するシンクロシナリオも斬新だったが、より作り込まれたグラフィック、多彩な武器に加え、重火器を使用した時のヴァイブレーションの違いなど細部にこだわったゲームシステムで臨場感も大幅にアップした」(男性・52)
「バイオハザード アウトブレイク。恐怖心を煽りながらのゲームは面白かった。キャラクターを変更できるのも良かった」(男性・59)
「バイオハザード6。怖さはそのままで、2人の主人公が初共演した記念的な作品。繰り返し遊んでも飽きない」(女性・29)
2位 ドラゴンクエスト
2位はRPGの金字塔「ドラゴンクエスト」シリーズ。1986年に発売された初代から爆発的な人気を誇り、リメイク作品も大ヒット。任天堂以外のゲーム専用機向けに初めて開発・発売された「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」にいたっては、PlayStation用ソフトにおける日本歴代出荷本数第1位(410万本超)になっています。
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「ファミコン版の1作目からリアルタイムで遊んできて思い出深いシリーズだから」(男性・48)
「音楽とかゲームの世界観が好き」(男性・55)
「ファミコン版よりセーブが楽になった」(男性・50)
「寝る間を惜しんで没頭した。飽きさせない仕掛けが満載」(男性・51)
「何度も遊びましたし、レベルを上げるために戦ったり、必要な用具をそろえたり、相手によって戦う相手を決めたりと楽しめました。旅行しているみたいでもありました」(男性・64)
「ドラゴンクエスト。容量パンパンで、とんでもないボリュームと内容、そしてイベントの数々。あまりに複雑すぎて、時間を空けると、次に何をしたらいいのか、ヒントを聞いてもちんぷんかんぷんで、当時ネットがそんなに普及していないときだったのでとてもとても苦労した思い出」(男性・56)
「ドラゴンクエスト4。スーファミの焼き直しと思いきや質が良くエンディングも意外性があり面白かった」(男性・43)
「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち。あまりにものめり込み過ぎて、会社を1日休んでしまいました」(男性・29)
「ドラクエ5。完成度が高い」(男性・40)
「ドラゴンクエストV。モンスターが仲間になり共闘できたり、結婚相手を選ぶ究極の選択、あまりお利口では無いが画期的だったAIシステムなど全てにやられました」(男性・57)
「ドラクエVIIエデンの戦士たち。正直シナリオが今までと違ってエグイというか大人向けだったので、ゲームとともに成長した自分にマッチした」(男性・47)
「ドラゴンクエストⅧ空と海と大地と呪われし姫君。PS2でドラクエの進化を感じられたから」(男性・41)
「ドラゴンクエストXI。ドラクエの中でも、これが一番おもしろかった」(男性・38)
1位 ファイナルファンタジー
堂々の1位はファイナルファンタジーシリーズ。シリーズ全タイトルの世界累計出荷数は約1億6000万本と世界的なゲームシリーズになっています。2017年には「最もタイトル数の多いRPGシリーズ」として、ギネス世界記録に認定されました。
2020年4月に発売された「ファイナルファンタジーⅦ REMAKE(FFⅦリメイク)」も、発売から4カ月足らずで全世界の累計販売本数500万本超(パッケージ・ダウンロード販売の合計)のヒットに。
シリーズ初となるPlayStation用ソフトとして1997年に発売されたオリジナルの「ファイナルファンタジーVII」、 PlayStation 2におけるファイナルファンタジーシリーズ最初の作品となった「ファイナルファンタジーX」など、各タイトルへのコメントも数多く寄せられています。
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「壮大な物語の上に成り立っているゲームの中で一番」(女性・28)
「ロールプレイングといえばこれでした」(女性・43)
「ストーリー、グラフィック、音楽の三拍子揃ったゲームは他にない」(男性・52)
「新シリーズのたび、グラフィックがどんどんきれいになっている」(男性・46)
ファイナルファンタジーVII
「ファイナルファンタジーVII。もの言わぬクラウドと、エアリスに魅了された。当時のグラフィックであれは素晴らしいし、セフィロスも魅力的な敵だった。とにかくあのゲームがPSのすごさを実感させてくれた」(女性・40)
「ファイナルファンタジーVII(PS1)。当時衝撃的だった映像と音楽、そして魅力的なキャラクターとシナリオ。どこをどうとってもPS1においてこれほどベストに相応しいゲームはないと思います」(男性・38)
「ファイナルファンタジーVII。SFっぽい近未来的な世界観が新鮮でした。また印象的なシーンをCGアニメーションで魅せる演出も良かったです。ヒロインが2人出てきて、片方が中盤で亡くなるというのも衝撃的な展開でした」(女性・39)
「FF7。召喚獣の圧倒的なムービーに大変感動しました。また、ストーリー上は主にポリゴンとはいえ3Dであの世界を見せてくれたこと。音楽も素晴らしかった」(女性・55)
「ファイナルファンタジーVII。言わずとしれた画期的な3DCGを駆使した超大作RPG。中世ヨーロッパ風の世界観を完全に脱して星のエネルギー問題をめぐる壮大なストーリーが展開される様は当時圧倒された。大企業に敵対する主人公たちという構図が当時のRPGでは珍しく、また随所に導入されるCGムービーは前世代機からの恐ろしいまでの飛躍を一気に実現させ、ファイナルファンタジーシリーズを世界的なブランドにおしあげた。本編に関与しない遊びも満載で時代を数歩進めた傑作RPG」(男性・40)
「ファイナルファンタジーVII。FFシリーズはどれもこれも秀作。すべてクリアまで楽しめる。長い映画を見ているような感覚でプレイしていました。中でもⅦが一番思い出深い。ヒロインがまさか死ぬなんて思っていないので、当時付き合っていた、現在の妻の名前をつけてプレイしていて、『勝手に殺すな』と文句を言われたことを思い出します」(男性・56)
ファイナルファンタジータクティクス
「ファイナルファンタジータクティクス。今までやったどんなゲームより感動し、面白く、結局これを超えるゲームには出会えていない。ストーリーもシステムも秀逸」(女性・45)
「ファイナルファンタジータクティクス。ストーリー、世界観、イラストが素晴らしかった。ドット絵が美しい」(男性・42)
ファイナルファンタジーVIII
「ファイナルファンタジーVIII。Ⅶより更にキレイなグラフィックスやシーンが印象的でした。ゲームをプレイしながら1本の映画を見ているような、そんな感覚でした。主題歌もヒットした事も印象に残っています」(女性・39)
「FF8。主人公たちは戦ったりしているけど、すごく青春ドラマな面もあって、主人公だけでなく登場人物たちがストーリーが進んでいくと成長というか変化していくのが面白かった」(女性・35)
「ファイナルファンタジーVIII。その当時は映像が綺麗でキャラクターもカッコよくテーマ曲にもこだわっていてストーリー性をとにかく楽しめた」(女性・36)
ファイナルファンタジーIX
「ファイナルファンタジーIX。主人公が明るいだけに切ないストーリー展開が泣ける。ゲーム初心者でも比較的簡単にクリアできるのも○」(女性・29)
ファイナルファンタジーX
「FFX。キャラクターに声がつき、話しているかのような世界を味わえたこと。映像もとても美しかった。音楽も素晴らしく、永遠に記憶に残る物語です。リメイクされても、心情的には思い出としてとっておきたい」(女性・55)
「ファイナルファンタジーX。ハッピーエンドとは言えませんが、爽やかな終わり方でした。歌も良かったなあ。途中涙しながらプレイしていました」(女性・50)
「FF10。ラストがあれだと泣けるよね」(男性・40)
「FF10。明け方の4時までおきてクリアしましたよ。当時あったヤフーチャットのゲームカテゴリの人にたすけてもらいながら。なにもかも懐かしい。クリアしたのをビデオ録画して友人のお子さんにあげてクリアに役立ってもらいました」(男性・39)
「ファイナルファンタジーX。ストーリーが秀逸だった」(男性・32)
「FF10。泣けた。ストーリーが大好きだし、バトルシステムも秀逸」(女性・43)
ファイナルファンタジーX-2
「ファイナルファンタジーX-2。Xから引き継ぐストーリー。バトル形式が時間制だったのでスリルがあった。挿入歌が倖田來未でなかなか名曲」(男性・55)
「ファイナルファンタジーX-2。倖田來未さんの音楽とゲーム感がマッチしてる」(男性・47)
そのほか
「ファイナルファンタジーV。エクスデスの部下のギルガメッシュが主役を喰う程の名敵役でした」(男性・40)
「ファイナルファンタジーリメイク。とにかく映像が美しかった」(女性・39)
「ファイナルファンタジーXⅡ。ガンビットシステムが新鮮だった。イケメンのバルフレアが結局カッコよく色々『持って行ってしまう』のがアレでした」(男性・55)
「ファイナルファンタジーXIV。FFでこれが最高傑作」(男性・38)
初代発売は1994年…あなたの選ぶ「一番名作だった歴代PlayStation」は?へ続く
(「文春オンライン」編集部)
「文春オンライン」編集部