草なぎ剛、大河ドラマで身も心も徳川慶喜に「時代をタイムスリップしたような気持ち」

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  • 更新日:2021/04/09

NHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜後8・0)で江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜を好演している元SMAPの俳優、草なぎ剛(46)がオンライン会見で大河や役への思いを明かした。4日放送の第8回では将軍候補となり葛藤する中、岸谷五朗(56)演じる大老・井伊直弼から処分が下される安政の大獄が始まったが、「時代をタイムスリップしたような気持ちになって演技している」と身も心も慶喜になりきっている。

2月14日の放送開始から約1カ月半。回を追うごとに存在感を増し続けているのが草なぎ慶喜だ。

大河出演は2004年に同僚の香取慎吾(44)が主演した「新選組!」に榎本武揚役で友情出演して以来17年ぶり。

重要な役どころで新境地を開いた演技派は「豪華なセットとかスケールが大きいので、自分が負けないようにしっかりとした心持ちでやらないといけない」と気合十分。主人公の渋沢栄一役の吉沢亮(27)や側近の平岡円四郎役の堤真一(56)ら共演者との撮影について「若いフレッシュな吉沢君らと年上の堤さんらにサンドイッチされてとても楽しい」と充実の笑みを浮かべた。

慶喜は冷静沈着で聡明だったといわれているが、「つみどころがない感じで慶喜は将軍にならないんじゃないかというくらい力の抜けた感じを狙っていこうと思っています」とキッパリ。時代劇だけに苦労も多く、「せりふ回しが難しい。どうしても分からない言葉が多い」と明かすも、「普段使わない言葉だけに撮影していると、どんどんタイムスリップしたような気持ちになっていく」と“憑依型”と称される草なぎならではの役作りで乗り切っている。

今後は栄一と信頼関係を深めていくが、「将軍なので周りが気を使う中、円四郎と栄一はみんなが喜ぶ世の中にしたいという熱意をストレートに言ってくれるところが好きになっていくポイントだと思う」としみじみ。「それは自分と同じ?」との質問には「僕はほめてもらったほうがいいんで」と笑った。

昨年10月にクランクイン。慶喜は栄一と並行して描かれる重要な役どころで、長い撮影の中で感じたことには「みんな急に撮影所に来なくなっちゃう。昨日まで一緒に撮影していたのに打ち首とか。昔の人は大変だったんだなと、いろんな争いがあって今にいたるんだと僕の中で時代を感じています」とはにかんだ。

見る者をとらえて離さない熱演は反響も大きい。「SNSですごく良い慶喜だといってくれる。ハッシュタグ青天を衝けをエゴサーチしています」とお茶目な笑顔。視聴者の意見をパワーに変えて新たな将軍像を見せてくれそうだ。

★第9回「栄一と桜田門外の変」

井伊直弼(岸谷)により、蟄居(ちっきょ)を命じられた慶喜(草なぎ)や父で水戸藩主・斉昭(竹中)は無言の抵抗を続ける。しかし、井伊は桜田門外の変で暗殺され、斉昭も突然の死去。父の死を耳にした慶喜はむせび泣く。一方、江戸から戻った尾高長七郎(満島真之介)に感化され、尊王攘夷の考えに傾倒し始めた渋沢栄一(吉沢)は従兄・喜作(高良健吾)に続いて自分も江戸へ行きたいと父・市郎右衛門(小林薫)に懇願する。11日放送。

★年末まで大忙し

草なぎは17日放送のNHKドラマ「ペペロンチーノ」(後5・0)に主演しているほか、5月14日に横浜市中区のKAAT神奈川芸術劇場で主演舞台「家族のはなし PART1 2021」(同30日まで)が開幕。11月には同所で主演舞台「アルトゥロ・ウイの興隆」の再演も決まるなど年末まで大忙しだ。

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