【虎のソナタ】心配しだすと...必ずドカン トラ番「やっぱり佐藤輝ですよねえ」

【虎のソナタ】心配しだすと...必ずドカン トラ番「やっぱり佐藤輝ですよねえ」

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2021/06/10
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試合前の練習中に〝変顔〟をみせる佐藤輝㊥

意外な答えでした。

「5月26日のロッテ戦(甲子園)です」

5月の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグは、スアレスと佐藤輝が受賞しました。投手担当のトラ番・織原祥平に一番印象に残っているスアレスの投球を聞いたら、5月に唯一失点した試合を挙げてきたのです。

3-1の九回に登板して簡単に2死をとったあと、マーティンに左前打を許し、この打球を江越が後逸。二塁まで進まれ、中村奨に左前適時打されて失点。しかし、そのあとはエチェバリアを中飛に仕留めて逃げ切った試合です。

「打たれません。点を取られません。だから逆に、あの試合が印象に残っているんです」

エラーがらみなので自責は0。12試合に投げて防御率0・00。投手部門は先発投手が受賞するケースが多く、月間4勝すれば有力になりますが、5月はスアレスが投球内容で圧倒しました。

「秋山さんがきょう勝ってリーグトップタイの6勝です。先発投手はどこのチームも勝ち星が伸びていません。スアレスは、投げるボールも全盛期の藤川球児さんの球みたいにすごい。ファンもスアレスが出たらもう勝ちだという雰囲気になる。その印象度もあるんじゃないですか」

投げるボールはすごいけれど、気持ちはやさしい男だそうです。

「静かなおだやかな人です。昨年まで在籍したガルシアみたいに感情を表に出すことがありません。いつもまずチームのことを口にして、勝利に貢献できてうれしい、と。そのあとに自分のことを話します」

静かに燃える男が「今年もセーブ王をとりたい」と宣言したそうですから期待しましょう。

一方、打者部門の佐藤輝には有力な〝ライバル〟がけっこういました。巨人・岡本和は打率・279ですが、9本塁打20打点は佐藤輝より上。DeNAのソトも打率・280ながら、7本塁打21打点。オースティンは打率・338。打率でいうとヤクルトの塩見は・383です。

「数字が上の選手もいるんです。でもやっぱり、佐藤輝ですよねえ」

札幌に出張しているトラ番・原田遼太郎です。

「インパクトがあります。初めて4番に座って(5月2日、広島戦)いきなり満塁ホームランを打ちました。大山選手がいなかった間、4番で引っ張りました。西武戦(5月28日)の1試合3発も強烈でした」

前日(8日)の日本ハムとの第1戦では4打数4三振を食らいましたが、原田はこれも「いや、さすがです」と受け止めていました。

「気持ちいいくらいのフルスイングでした。ヤバいか、大丈夫かと僕らが思いだすと、必ずドカンと打ってくれます。何度もそれを見せてくれています。きのうも紙一重でした。当たっていたら広い札幌ドームでも入っていたと思います。受賞をきっかけにまた打ってくれます」

ちなみに原田は、前日宣言していたお昼のスープカレーはこの日は食べられませんでした。

「店が閉まっていたんです。きょうは別の店で海鮮丼にしました。おいしかったです。佐藤輝が打って、大忙しになっても大丈夫です」

打ちました。四回に中前打。一挙4点の攻撃の中で左腕・加藤の内角シュートを振り抜きました。五回には2番手・谷川の膝元スライダーをしばいて、バウンドして一塁手の頭上を越えていく2点二塁打。さあ、海鮮丼のようにサビの利いた原田の原稿、じっくりとお読みください。

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