ソフィー・マルソーが安楽死を手助け 『すべてうまくいきますように』予告編&ポスター

ソフィー・マルソーが安楽死を手助け 『すべてうまくいきますように』予告編&ポスター

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  • 更新日:2022/11/25
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『すべてうまくいきますように』©2020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTUR

2023年2月3日に公開されるフランソワ・オゾン監督作『すべてうまくいきますように』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

参考:『すべてうまくいきますように』ビジュアル&場面写真 ソフィー・マルソーのコメントも

芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれ、何より生きることを愛していた85歳の父・アンドレが突然、安楽死を願う。脳卒中で倒れたことによって、身体の自由がきかなくなったという現実が受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいと娘のエマニュエルに頼んだのだ。小説家のエマニュエルは妹のパスカルと、父の気が変わることを望みながらも、スイスの合法的に安楽死を支援する協会とコンタクトをとる。一方で、リハビリが功を奏し日に日に回復する父は、孫の演奏会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。だが、父はまるで楽しい旅行の日を決めるかのように、娘たちにその日を告げる。娘たちは戸惑い葛藤しながらも、父と真正面から向き合おうとする。

『スイミング・プール』の脚本を担当したエマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説を基に、安楽死を望む父親に振り回される娘の葛藤を描いた本作。監督を務めたのは、『まぼろし』や『8人の女たち』、『Summer of 85』などのオゾン。すべての人にいつか必ず訪れる“死”をテーマに、家族の愛とは何か、人生とは何かを軽やかに問いかける。

公開された予告編は、エマニュエル(ソフィー・マルソー)が右半身不随になってしまった父・アンドレ(アンドレ・デュソリエ)から、自分らしく一生を終えるために“安楽死”の手伝いをしてほしいとお願いされるシーンから始まる。愛する父からの思わぬ発言に困惑するエマニュエル。つい「悪い父親よ。友達ならよかった」と嘆くが、「なら友達として手を貸すのよ」と友人から背中を押されることで、妹・パスカル(ジェラルディーヌ・ペラス)とともに父の最後の願いに寄り添うことを決意。

しかし、安楽死の選択はフランスの法律では難しいため、スイスの安楽死を支援する協会とともに着々と段取りを進めていく。姉妹にとっては直視しがたい現実だが、当の本人は元気に液体を飲む練習をしたり、「我が肉体を捧げよう!」と皮肉たっぷりに宣言したりと、なんだか生き生きとしている。少しずつ体力も回復し、お気に入りのレストランや孫の演奏会に出向くなど、生きる喜びを取り戻したかのように見えるが……。父の願いと娘たちの願い、そして様々な人の複雑な想いが交錯するなか、“最期の日”が近づいてくる。

あわせて公開されたポスタービジュアルは、どこか遠くを見つめる父の額に、娘が微笑みながらキスを贈る場面が切り取られている。“祝福・友情”という意味も持つ額へのキスは、最後まで自分らしく生き抜こうとする父へ向けた娘からの“はなむけ”なのか。わがままな父の願い事に対して、戸惑いながらも真摯に向き合う娘の愛と葛藤を表す「それでも、あなたと家族でよかった」というコピーが添えられている。(リアルサウンド編集部)

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