中島啓太、プロ初戦で「ボールが揺れて見えた」 ガチガチ19位発進/国内男子

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  • 更新日:2022/09/22

パナソニックオープン第1日(22日、兵庫・小野東洋GC=7113ヤード、パー72)昨年大会をアマチュアで制し、大会連覇が懸かる今大会がプロデビュー戦となった日体大4年の中島啓太(22)=フリー=は3バーディー、ボギーなしの69で回り、首位と4打差の19位と上々のスタートを切った。今平周吾(29)=ダイヤ=と桂川有人(23)=国際スポーツ振興協会=が65で首位。石川遼(31)=CASIO=は70で36位につけた。

記念すべき第1打は、ダフり寸前のミスショットだった。最強アマの称号を2年連続で手にした中島のプロデビュー戦。さしもの怪物も、緊張でガチガチになっていた。

「ボールが揺れて見えた。めちゃくちゃ緊張しました。手が震えているのがわかった」

前夜は午後10時にベッドに入った。午前6時半に目覚ましをセットしたが、午前2時に目が覚めた。そこから眠れない。うつらうつらとしたまま朝となり、日体大の1年先輩の河本力、賞金ランク1位の比嘉一貴とのラウンドを迎えた。1番(パー4)のティーショットは4番アイアンを握ったが、右ラフへ。「前半は体が動かなかった」と、ドライバーで打つつもりだったホールも予定変更を余儀なくされた。

今年は海外メジャー3試合に出場。「マスターズは水の中にいた感じ。全英オープン、全米オープンは人の多さにもまれないようにするのが必死だった」。世界の大舞台でも体験した緊張感。だがプレッシャーで崩れるほどやわではなかった。

前半はパーを重ね、残り85ヤードの3打目をピン手前1・5メートルにつけた11番(パー5)で初バーディー。2メートルを沈めた14番(パー4)からは2連続バーディーを奪った。先に打った河本が3番ウッドで左OBとした最終18番(パー4)は、会心のドライバーショットでフェアウエーをキープ。「しっかり振り切れた」と自賛する1打でパーにつなげ、ボギーなしの69で19位で初日を終えた。

「きょうが一番悪い日になるように、スコアを伸ばしていきたい。優勝を目指して頑張りたい」

史上初となるアマとプロでの大会連覇に挑む異例のプロデビュー戦。中島が最強プロへの第一歩を力強く踏み出した。(臼杵孝志)

♠中島と同組で回り、73で91位発進の河本力 「18番は論外なくらい左に行った。タイミングが取れなかった。(中島の)デビュー戦で一緒に回れるのはうれしいし、光栄。自分は飛距離が武器なので、そこだけはアドバンテージを取っていきたい」

■中島 啓太(なかじま・けいた) 2000(平成12)年6月24日生まれ、22歳。埼玉・加須市出身。代々木高から日体大。6歳のときにテレビで見たタイガー・ウッズに憧れ、ゴルフを始める。18年「アジア大会」で団体、個人ともに金メダル。21年「日本アマ」優勝。同年9月の「パナソニックオープン」でツアー史上5人目のアマチュア優勝。アマ世界一に贈られる「マーク・マコーマックメダル」を21、22年と2年連続で受賞。ドライバーの平均飛距離は300ヤード。177センチ、75キロ。

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