ラクに”衣替え”を済ませるための「服の減らし方」。判断を鈍らせる「まだ着られる」「痩せたら着る」には要注意!

ラクに”衣替え”を済ませるための「服の減らし方」。判断を鈍らせる「まだ着られる」「痩せたら着る」には要注意!

  • 婦人公論.jp
  • 更新日:2022/09/29
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まもなく衣替えの季節。服が少なければそのぶん、楽になることが分かっていても…(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

着なくなった服が押し込まれたクローゼット、本がぎっしり詰まった本棚、使わないお皿だらけの食器棚……。モノで溢れた家にうんざり、という読者も多いのでは。一方、5年間で6000人以上の受講生にアドバイスをしてきた人気整理収納アドバイザー・阿部静子さんは「何があるかわからない時代だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら片づけたもの勝ち」と断言します。その阿部さんが50代以上に向けて、お手軽片づけ術を伝授。第8回は「衣替えをラクに済ませるための服の減らし方」です。

【写真】阿部さんが「傷んでいる」ことを理由にクローゼットから選び出した服の例

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10月は衣替えの季節

学校や官公庁などで「衣替え」の時期とされる10月。最低気温が18度くらいになったころが衣替えの目安とも言われますが、「わかっていても面倒」と思っている方も多いのではないでしょうか。

スムーズに衣替えを終えるためのコツ、それは対象となる服をなるべく少なくしておくことに尽きます。

しかし言うのは簡単ですが、「一度買った服はなかなか捨てられない」「思い切れない」という声もしばしば聞こえてきます。

では服を減らしたいと考えた場合、どのような点に注意をしておくとよいのでしょうか。

まずチェックしたいのは「出番のない」「使い切った」服

最初にチェックしたいのは、しばらく出番がなかった服。

「出番がなかった」のなら、そこに何かしら原因があるものです。たとえば私の場合、半袖のカーディガン。今の私にとって、夏場のカーディガンの位置づけはほぼ「冷房対策」です。そのため、半袖のタイプはここ数年、着る機会がありませんでした。であれば、きっと来年の春夏も出番がないはずなので、この機会に手放すことを考えてもいいでしょう。

次にチェックしたいのは、逆にたくさん着たために、傷みが出ている服です。

毛羽立ちがあるカットソーはないですか? 微妙に色があせている服や、ヨレ、襟や袖口が伸びている服などありませんか? そういったいわば「使い切った」服も手放すことを考えてもいいかもしれません。

掃除用クロスとして最後の仕事をしてもらい、文字通り使い切って処分出来たら一番ですね。

年齢と共に似合う色やデザインは変わる

でも出番がない反面、ほとんど袖を通していないので捨てられない、などという服があるかもしれません。そうした服は毎年処分の候補にあがっても、「いつか着るかも」と思い、再びクローゼットへ……。

もちろん、前提として思い入れが強ければ、無理に手放す必要はないと思います。

しかし「判断が付かないまま、何年も経ってしまっている」ような時は、とりあえず実際に着て、その姿を鏡に写してみましょう。すると、着ない間に年齢を重ねて、いつの間にか似合わなくなっていた、なんて状況に気づくかもしれません。

私も、40代のころには似合っていると思っていたくすみがかったピンクの服をあらためて着てみたら、50代の自分にはしっくりこなくなっていたのに気付かされたことがありました。

デザインも同様です。フリルがついたワンピースを久しぶりに着て鏡に写してみたら、若作りにも思えて、気恥ずかしくなったことがあります。

いずれも、年齢と共に似合う色やデザインは変わることをあらためて実感させられたケースですが、そういった服は処分の対象に入れてもいいかもしれません。

「まだ着られる」にご注意

また、「傷みがあるといっても破れているわけではないし、まだ着られるから」などと考えて処分を見送ることもあるでしょう。しかしこの基準ではほとんどの服が「まだ着られる」服に該当するはず。

そんな時もとりあえず「着てみる」。実際に着てみることでわかることは沢山あります。

先ほどは「似合う・似合わない」という点を述べましたが、サイズ感も重要です。

以前はフィットしていたものでも、年齢を重ねるうちに肩まわりやおなかまわりがきつくなっていた、などという服もぼちぼち出始めるはず。

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「以前はフィットしていたものでも、年齢を重ねるうちに肩まわりやおなかまわりがきつくなっていた、などという服もぼちぼち出始めるはず」(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

久しぶりに着てみて体型に合わなくなる服の典型例として喪服があります。お悔やみのとき数年ぶりに着てみたらきつくなっていて、慌てて買いに走った…といった方も多いのでは?

喪服については、衣替えの機会のたびにチェックしておくのもおすすめです。

「痩せたら着る服」にも注意

では最後に、特に女性の受講生たちが必ずと言っていいほど挙げる「残してしまいがちな服」を紹介したいと思います。それは、「痩せたら着ようと思っている服」です。

気持ちはよく分かるのですが、ダイエットに成功した方を見ていると、たいてい痩せたスタイルに合う服をあらためて買い直し、以前の服はさほど着ていない印象があります。

講座でこの話をすると、みなさん苦笑いをしながら頷かれますが、痩せたアカツキには、その時のスタイルや流行に合った“ご褒美服”の購入を考えてみてはいかがでしょうか。

いずれにせよ条件を定めれば、残す服、そうでない服は自然と決まってくるもの。そして服をあらかじめ減らすことができれば衣替えの労力も減っていきます。10月を目前にした今こそ、なるべく衣替えをラクに済ませる意味でもクローゼットを再点検してみてはいかがでしょうか。

阿部静子

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