「相撲を取れない」綱取り目指す貴景勝休場、御嶽海との一番で膝のケガ悪化

「相撲を取れない」綱取り目指す貴景勝休場、御嶽海との一番で膝のケガ悪化

  • 読売新聞
  • 更新日:2023/03/18

大阪市浪速区で開催中の大相撲春場所で、2場所連続優勝と横綱昇進を目指していた大関貴景勝関(26)が7日目の18日、休場した。日本相撲協会に「左膝内側半月板損傷」の診断書を提出。前日まで3勝3敗で、綱取りは絶望的な状況だった。再出場はせず、夏場所は大関カド番となる。今場所は横綱照ノ富士関(31)が初日から休場しており、日本相撲協会の資料によると、横綱と大関が全員不在となるのは昭和以降で初めて。

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御嶽海(左)に押し出しで敗れた貴景勝(17日)=上田尚紀撮影

師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、貴景勝関は3日目の正代関との取組で左膝を痛めた。その後も気力を振り絞って土俵に上がったが、6日目の御嶽海関との一番で悪化させ、「相撲を取れない」と本人が休場を申し出たという。

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