50歳無名の渡部光洋が所属コースで「自分が一番びっくり」のV争い

50歳無名の渡部光洋が所属コースで「自分が一番びっくり」のV争い

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  • 更新日:2022/09/25

男子ゴルフのパナソニック・オープン(賞金総額1億円、優勝賞金2000万円)は23日、兵庫県小野市の小野東洋GC(7113ヤード、パー72)で第2ラウンドを行っている。

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<パナソニックOP第2日>9番、セカンドショットを放つ渡部光洋(撮影・井垣 忠夫)

首位に2打差の4位からスタートした開催コース所属の渡部光洋(50=小野東洋GC)が7バーディー、3ボギーの68で回り、首位に2打差の通算9アンダー、4位でホールアウトした。

「自分が一番びっくりしてます」

13番パー4(412ヤード)ではグリーン左のラフから58度のウエッジでチップインバーディーを奪うなど通算11アンダーまでスコアを伸ばし、プロ27年目にしてレギュラーツアー初の単独首位も体験した。上がりの3ホールで2ボギーを叩き、首位は明け渡したが、想定を上回る奮闘に所属先の小野東洋GCは大きに沸き立った。

京都・平安高(現龍谷大平安高)から近大を経て1995年10月にプロ転向した。ツアーデビュー2戦目だった1996年7月の日経カップで3位に入り、注目を浴びたが、以後は低迷が続いた。ツアーでは20戦中15戦で予選落ち。2018年の関西オープンを最後にこの4年間はツアー出場の機会もなかった。今年50歳になるのを機に昨年からツアー予選会挑戦も諦め、主戦場をシニアツアーに移したばかりだった。今大会にも当初は所属先の先輩、井戸木鴻樹(60)が出場する予定だったが、その井戸木が故障したため代役での急きょの出場だった。

「小野東洋いうたら井戸木さんやから僕でええんかなあ」

そんな思いを抱えながらの快進撃。予選ラウンドではアマチュアながら下部ツアー優勝経験もある近大の31年後輩で女子ゴルフの山下美夢有の弟・勝将(19)らに先輩の威厳を見せつけた。

先輩・井戸木に「頑張っとるなあ。もうそのまま行っとけ」とハッパを掛けられての残り2日間。1995年のゴルフダイジェスト・トーナメントでスチュワート・ジン(オーストラリア)が記録した46歳135日を大幅に更新する50歳200日でのツアー最年長初優勝が懸かるが「そんな厚かましいこと。大崩れせんとそこそこで。ホンマにそんな感じです」と顔の前で手を振った渡部。予期せぬスポットライトに本人が一番戸惑っている。

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