
岸田首相は、来日したドイツのショルツ首相と首脳会談を行ったうえで、18日午後4時半過ぎ、両国の間で初めてとなる、閣僚も参加しての「政府間協議」に臨んだ。
岸田首相「両国の閣僚を交え、日独間の協力と連携の深化に向けて、経済安全保障を中心に議論したい」
岸田首相とショルツ首相は、公邸での会談のあと、午後4時半過ぎから財務や外務、防衛など、双方6人の閣僚を交えた政府間協議に入った。
関係強化に向け、2022年4月に立ち上げに合意したもので、今回は、対中国を念頭に、先端技術のサプライチェーン強化といった「経済安全保障」が主な議題。
冒頭、岸田首相は、「経済安保問題の対応は同盟国、同志国と連携し取り組むことが不可欠だ」としたうえで、5月に開かれる「G7(主要7カ国)広島サミットの成果につなげたい」と述べた。
両首脳は、まもなく共同記者会見を開く。