
「マイスタイル」を持つ、素敵な女性たちを東京の街でスナップしてきました。似合うシルエット、映える色など、自分を引き立たせるスタイルを熟知しているのは長年、おしゃれの経験を積んできたマチュア世代だからこそではないでしょうか。
石尾祥子さん 優しい色になじむ、明るいシルバーヘア

軽く柔らかなカシミヤのコートを主役にした、ニュアンスカラーのグラデーションが素敵です。純白ともいえる、美しいシルバーヘアになってから、明るい色の服も着るようになったそう。「このパンツは『コム デ ギャルソン』のメンズコーナーで出合いました」。

『ファリエロ サルティ』のストールの下は、バロックパールで品よく華やかに。「ここぞというときに使うお気に入り」
久保正子さん 春らしい組み合わせに、ロックな隠し味を

フリーランス/久保正子さん
『ミナ ペルホネン』のコートに、『アオ』のブルーパンツのコントラストが目を引きます。インナーは70枚ほどコレクションしているロックTシャツの中から、『ブロンディ』をチョイス。「大好きなバンドのTシャツは、着ていてパワーをもらえます。その日の予定にリンクするようなバンドものを選んだり、日々のコーディネートの要になっています。
森岡くに子さん 着色なしのコットンそのままの色をまとう

販売員/森岡くに子
『プリスティン』のアイテムで上下コーディネート。バッグも靴もオールホワイト。ボトルネックのニットにボリューム感があるので、ボトムは薄手のスカートで軽さを出しました。「ニットもスカートもオーガニックコットン製で、本当に着心地がいいんです。年齢とともにデリケートになってきた肌にやさしく、着ていてノーストレスです」
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『クウネル』2023年3月号掲載
写真/玉井俊行、取材・文 /鈴木麻子、吾妻枝里子
kunel-salon.com