モーター・キャビンを分離&AIによる中央管理で無駄や過剰を解消するコンセプトカー「oto」

モーター・キャビンを分離&AIによる中央管理で無駄や過剰を解消するコンセプトカー「oto」

  • GIGAZINE
  • 更新日:2018/01/14
No image

若者の車離れが叫ばれて久しいですが、日本での自家用車の普及台数は2017年時点で1世帯当たり1.062台となっており、いまだに多くの人々が自動車を所有していることがわかります。しかし、「自家用車に乗っていない時間」や「1人で6人乗りの自動車を使っている」など、自動車のすべてをフルに有効活用できているかと言われればそうではないという人も多いはず。そんな自動車における無駄を極力省くため、自動車を分解して状況に適したパーツを組み合わせて使うというコンセプトアイデア「oto」が登場しています。

oiio — oto

http://www.oiiostudio.com/#/oto/

「oto」がどんなコンセプトなのかは以下のムービーを見れば一発でわかります。

oto on Vimeo

No image

自動車のイラスト

No image

これに手が伸びてきて……

No image

座席やトランクなどと、モーターやタイヤなどの動力伝達機構に分解されました。

No image

このアイデアを基に作られたコンセプトが「oto」です。

No image

左のキューブ状のものが「キャビン」で、通常の自動車でいうところの座席やトランクに相当します。もちろんエンジンなどは積んでいないのですが、自立できるように足が付いています。

No image

右の平台車のようなものが「モーター」で、ここに動力となるエンジンおよび動力伝達機構が詰め込まれているわけです。このモーターは自分のものを所有してもOKだし、複数人で共有してもOKとなっています。

No image

その理由は、このモーターを人工知能(AI)で中央管理するため。ユーザーが必要な時に必要な場所で使用できるようにAIがモーターを管理してくれるので、自前のものを持っていなくても共用でOKとなるわけです。

No image

このモーターがキャビンの下に滑り込み……

No image

足を折りたたんで収納すれば……

No image

キャビンを移動させることが可能になります。このキャビン部分に人が乗ってもいいし、荷物を積んで輸送してもOKなので、人間の移動手段としてだけでなく輸送手段としても革命を起こすことが可能になります。

No image

さらに、キャビンを積んだモーターが壁に設置された謎の物体に迫ります。

No image

この壁に埋め込まれたL字の装置は垂直輸送用のモーター。

No image

平面移動だけでなく垂直移動も可能になるわけです。

No image

「oto」のシステムを都市単位で導入すれば、AIが全てを管理してくれるので通常の自動車で起きる渋滞の発生も防ぐことが可能。垂直輸送も可能なので、「自宅を出て駐車場から自動車に乗って出発」ではなく「玄関からキャビンに乗って出発」といったこともできそうです。

No image

なお、「oto」はアメリカ・ロサンゼルスで毎年開催されている国際自動車展示会のロサンゼルスオートショーで行われたアイデアコンペのAutoMobility LA Design & Developer Challenge 2017で、最終審査にまで残った5つのコンセプトのうちのひとつ。考案したのはニューヨークにあるデザインスタジオのOiio Studioです。

No image

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

IT総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
米Amazon、"レジなし"コンビニ「Amazon Go」を22日に一般向けオープン
スマホの保護フィルムは貼るから塗る時代へ!液体ガラスフィルムを試してみた
この冬最注目のスマホ『HUAWEI Mate 10 Pro』の実力を動画で解説!
ビル・ゲイツもジョブズも知らない女子高生、「はじめてのパソコン」を買う
スーパースローでブラウン管テレビの写り方を撮影するとどんなふうに見えるのか?
  • このエントリーをはてなブックマークに追加