2700リットルのごみを回収 “コスプレ”と“ごみ拾い”がコラボした社会派イベント開催

2700リットルのごみを回収 “コスプレ”と“ごみ拾い”がコラボした社会派イベント開催

  • ORICON NEWS
  • 更新日:2019/06/12
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イベントにゲスト参加した人気コスプレイヤー、(左から)みるおさん、伊波ユリさん、うらまるさん、五木あきらさん、麗華さん (C)oricon ME inc.

海洋ごみ問題の周知、啓蒙を狙ったイベント『コスプレde海ごみゼロ大作戦!in東京タワー』が8日、東京タワー・芝公園エリアで開催された。日頃は修学旅行生や外国人観光客で賑わうのだが、この日ばかりは溢れんばかりのコスプレイヤーたちで埋め尽くされた。ごみ拾いをしてからコスプレ撮影を行うという本イベントにコスプレイヤーを含め430人がごみ拾いに参加。回収したごみの量は、なんと2700リットル分のごみ袋に及んだ。

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特設ステージでは、海洋ごみ問題についてのトークセッションが行われた。MCにはコスプレ好きで知られる八木菜緒アナウンサー、ゲストに、名古屋を中心に清掃活動を展開している「リアルライフヒーロー」名古屋エリア代表のPuriziaさん、主に渋谷で路上のごみ拾いのストリートパフォーマンスを行なっている一世一代時代組(ゴミ拾い侍)の高橋さん、日本財団常務理事の海野光行氏が登壇。「今日から出来ることを始めよう」をコンセプトに、今世界中で懸念されている海洋ごみに関する諸問題に関してディスカッションを繰り広げるといった内容であり、Puriziaさん、高橋さんともに、自身の美化活動の体験をベースとした見解をコスプレイヤーたちに訴えていた。

ビジョンには、世界中の海に溢れ出たごみの映像が流され、会場内のギャラリーも大いに考えさせられていた様子。使い捨てプラスチックなどによる海洋汚染は深刻で、現在世界では年間800万トンの海洋ごみが発生しており、このままいくと2050年には海の魚よりも、ごみが多くなってしまうという。街中で捨てたごみが、河川を伝って海に流れていってしまう、そんな厳しい現実を見せつけられたレイヤーたちが、みな神妙な表情でトークと映像に見入っていたのが印象的だった。

ごみ拾い出発式では、コスプレ撮影前にみんなで一斉にごみ拾いをしよう、という趣旨のもと、過去の「世界コスプレサミット(WCS)」に参加した各国・各地域代表のコスプレイヤー、麗華さん・五木あきらさん・伊波ユリさん・うらまるさん・みるおさんといった人気コスプレイヤーの他、ドラえもんの声優として有名な水田わさび、元SKE48の秦佐和子など、多くのメンバーが登壇。主催者代表として日本財団の笹川陽平会長が『ワンピース』ルフィのコスプレで開会宣言を行った。

新宿や渋谷、池袋などの繁華街に比べると、東京タワーや芝公園周辺は比較的美しい景観が保たれているエリアである。しかし、実際に1時間足らずのごみ拾い活動にも関わらず、かなりの量のごみがあったことにまず驚かされた。路上に大きなごみが落ちているようなことはなかったものの、側溝や垣根にはタバコの吸い殻が散乱し、空き缶や空のペットボトルなどもちらほら。ごみ拾いをしたコスプレイヤーたちも驚きの声を上げていた。

ごみ拾いを終えた東京タワー周辺では、コスプレ撮影がスタート。巨大な東京タワーや美しい芝公園を借景に、普段とは違うロケーションでのコスプレ撮影を楽しんでいた様子。それと並行してステージ上では、コスプレイヤーの逢沢るかさんをMCに、「WCS」各地域代表の海外コスプレイヤー、ニカラグア全権大使も参加してインターナショナルなトークセッションが開催。撮影を中断してステージを見つめる熱心なレイヤーの姿も多く見受けられた。

首都・東京のアイコンである東京タワーの下で行われた『コスプレde海ごみゼロ大作戦!in東京タワー』。多くのコスプレイヤーが、海洋ごみ問題への理解を深めつつ、コスプレ撮影を楽しむ。こういったイベントが今後も増えてくることを期待したい。

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