<座間事件>首吊り士「試しに吊ってみますか?」

<座間事件>首吊り士「試しに吊ってみますか?」

  • 週刊女性PRIME
  • 更新日:2017/11/13
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白石隆浩容疑者

「子どもが被害に遭うのはたまらない」(最年少犠牲者の石原さん宅近くの60代女性)

白石容疑者とのやり取りはこちら

神奈川県座間市のアパートで切断された男女9人の遺体が見つかった事件で、警視庁は10日、身元が確認できていなかった8人を特定したと発表した。被害者全9人の身元が判明、死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)の犯行動機や詳細な手口などの解明が進むとみられる。

発表などによると、身元がわかったのは、神奈川県厚木市の三浦瑞季さん(21)、同県横須賀市の西中匠吾さん(20)、同県横浜市の丸山一美さん(25)、群馬県邑楽郡の石原紅葉さん(15)、埼玉県所沢市の更科日菜子さん(19)、同県春日部市の藤間仁美さん(26)、同県さいたま市の久保夏海さん(17)、福島県福島市の須田あかりさん(17)、6日に身元が特定された東京都八王子市の田村愛子さん(23)の9人。

冒頭の女性は、石原さんが自転車通学する姿を見かけることがあったという。

近所の別の60代男性は、

「平成で最もひどい事件。15歳の子が犠牲になるなんて」

と身元確認の一報を受けて言葉少なだった。

自殺願望がありそうな女性を狙った白石容疑者は「実際に会ってみると、死にたいと思っている人はいなかった」などと供述している。接近するために自殺願望者を装ったという。得体の知れない白石容疑者の素顔を知る女性に話を聞くことができた。

新宿・歌舞伎町などで風俗嬢をスカウトしていた昨年8月、出会い系サイトで白石容疑者から「お仕事を探していませんか」と誘われた元キャバクラ嬢の川崎恵さん(22=仮名)が振り返る。

「タカちゃん(白石容疑者)はギラギラしたブランドものやアクセサリーを身につけず、タトゥーも入れていなかった。私の容姿を褒めてくれて、風俗一本にしたら月収300万円は堅いって。紹介されたのは地方都市に短期出稼ぎに行く“オナクラ(オナニークラブ)”でした」

川崎さんは吹石一恵似の美人。年齢よりも落ち着いた雰囲気をまとっている。

「実際に稼げましたし、出稼ぎに行くときは自宅から新幹線の改札まで、新幹線の改札から自宅まで送り迎えは必ずしてくれました。私が使ったスカウトの中ではいちばん優秀でした。

ただ、なんでもはっきり言ってしまう。“お前はブスだから整形したほうがいい”“デブなんだからやせろ”とか。個人の待遇・条件をほかの子にしゃべるなど口も軽かった。お酒も弱かった」

仕事上の付き合いだった2人の距離は徐々に近づき、

「一緒にご飯に行ったり、カラオケでミスチルを歌ってくれた。肉体関係はありません。私の家で飲んでも、そういう雰囲気になったことは全然ない。酔っぱらって手をつないだことが1度あっただけです。

本当に優しかったですね。食事のお会計はいつも彼が払ってくれましたし、私の悩みも真剣に聞いてくれました」

「私をみて“生きててよかった”と」

昨年12月、川崎さんは惚れ込んだホストに毎月400万円使って裏切られ、「もう死のう」と大量の睡眠薬を飲んで首を吊ろうとした。

「最後にタカちゃんに“バイバイ”って電話したら、つなげっぱなしで家まで来てくれた。私を見て“生きててよかった”って紐をほどいて、ずっとそばにいてくれました。“俺も死にたいこととかたくさんあるけど、頑張って生きていこうよ”って言ってくれて。

1度だけ“付き合おう”って言われたことがあった。私はホストに夢中だったこともあって、断ったんですよ。恋愛感情はなかったけど、人としてはすごい好きでした」

白石容疑者とお互いの家族の話をすることもあった。

「私が“姉とずっと会っていない”と話したら、“オレにも妹がいるけどずっと会ってないから、会えるなら会ったほうがいいよ”って言っていました。妹さんに会いたかったんじゃないかな。

お父さんのことが好きで“お金はあるから親父を旅行にでも連れて行くか。親孝行しないと”とも言っていました。スカウトみたいな裏の仕事をしていても受け入れてくれたそうです。ただ、お母さんについての話は一切なかったですね」

最後に会ったのは今年5月

川崎さんは、白石容疑者が犯行動機を「金銭目的」「性的暴行目的」などと供述しているのが信じられないという。

「スカウト時代は月200万~300万円ぐらい収入があったはず。マメだし、女の子に困っていたとも思えない」

最後に会ったのは今年5月初め。東京・西麻布で一緒に肉寿司を食べたという。

「頬がこけてゲッソリやせていました。“疲れた”“やることがない”って話して。許されない犯行だけれども、なんで気づいてあげられなかったんだろう。

もしかしたら私も被害者になっていたかもしれないけど、それでも話してほしかった。少しでも被害を食い止められたかもしれない。そんな後悔ばかりです」

犯行中の9月12~15日にかけ、白石容疑者と無料通信アプリ「カカオトーク」でやりとりをした西田由紀さん(17=仮名)は「最初は本当に殺してくれるのかな? と思った」と自殺願望を隠そうとしない。あどけなくも、しっかりした女性だ。

「メッセージの内容が自殺の研究をしている感じで、この人、本当に死ぬ気がないんだって思い、返事をするのをやめました」と振り返る。

白石容疑者は、

《今すぐ死にますか?》

と切り出した。

西田さんが「殺してくれないですよね」と返信すると、

《信用出来たらで構いませんので、会いませんか?》

《薬飲んで首吊りで眠るように死ぬ予定です》

と、たたみかけてきた。

《試しに吊ってみますか?》

と軽すぎる問いかけも。

殺してもらえばよかった

自分の首を吊ってみたと主張する白石容疑者に対し、生きているということは未遂どまりかと鋭い質問を投げると、

《言葉に語弊がありました。薬を飲まずに、意識がちゃんと飛ぶか確かめました》

詳細な自殺方法を心地よい言葉で綴り《責任もって安楽死させます》と言い放った。

「ニュースを見て、本当だったんだって思いました。通話して、殺してもらえればよかったって今は思っています」と西田さん。

ネット上で知り合った男に襲われたほか、夜道で車に連れ込まれたことも。忌まわしい経験がフラッシュバックし、高校に通えなくなったという。

新宿・歌舞伎町のスカウトは「白石容疑者は“人生なんか運と縁”と言っていた」と話す。別のスカウトは「“生まれてから死ぬまでのことは決まっているんです”などと気味悪いことを言ってたよ」と眉をひそめる。

一方、白石容疑者の実家近くの男性は「約7年前に出て行った母親が昨年、実家に入るところを見た」と話す。「父と兄」「母と妹」で生活は別だったが没交渉ではなかったようだ。母親と息子が会うことはなかったのだろうか。

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