急死の永源遥さん悼む声続々...ノア12・2追悼式

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2016/11/30

06年1月、インタビューで笑顔を見せる永源遥さん

28日に急死した元プロレスラー永源遥さん(享年70)の追悼セレモニーが12月2日のノア後楽園大会で行われる。ノアが29日、発表した。ともに戦ったレスラー仲間からは、死を惜しむ声が相次いだ。東京・成城警察署の検視によると、死因は急性心筋梗塞だった。

永源さんの遺体は、この日午後に検視を行った成城警察署から、世田谷区の自宅に戻った。永源さんは28日にノア事務所で内田会長と話をした後、午後2時過ぎに退社。その後訪れたサウナで倒れ、帰らぬ人となった。死因は急性心筋梗塞だったという。

内田会長は、事務所で会見し「昨日、普通に事務所で会話して、永源さんのプロレス人生をお聞きしたばかり。青天のへきれきで、頭の中は真っ白」と言葉を詰まらせながら語った。通夜、告別式の日程も決まっていないが、ノアとして12月2日の後楽園大会で、追悼セレモニーを行うことを急きょ決めた。当日は10カウントに黙とう、会場には献花台も設置する。

突然の訃報に、戦友たちも言葉を失った。全日本では先輩に当たるグレート小鹿(74)は「ショックだよ。ノアの専務として営業で頑張っていたけど、三沢君が死んでから急に元気がなくなってね。お前が死んだらおれが葬儀委員長をやってやるなんて、冗談言って励ましたこともあったよ。それが本当になるなんて。オレより先に死ぬヤツがあるか」と語った。

全日本の渕正信(62)は悪役商会のメンバーとして、ともにジャイアント馬場のファミリー軍団と戦った。「89年の後楽園大会で、ロープではねかえった永源さんが、馬場さんのチョップを受けてツバを飛ばしたんだ。それが、遠くまで飛んで、お客さんに受けて。永源さんのツバ攻撃は、敵じゃなくて観客席に飛ばした。それが名物になったんだよ」と昔を懐かしんだ。

現役時代、サウナ仲間だったのはスタン・ハンセンさん(67)。米コロラドの自宅で訃報を聞き「永源さんは酒が飲めなくて、地方巡業では、試合後はオレと永源さんはいつもサウナだった。サウナ好きの永源さんが、サウナで死ぬなんて。これって因縁かな。寂しいよ」としみじみと話していた。【桝田朗】

◆永源遥(えいげん・はるか)1946年(昭21)1月11日、石川県生まれ。本名同じ。大相撲の立浪部屋に入門も、ラッシャー木村に誘われて66年に東京プロレス入門。その後は日本、新日本、ジャパン、全日本、ノアと主要6団体を渡り歩いた。全日本では井上、渕、大熊らと「悪役商会」を結成。シングル王座には1度も就けなかったが、ツバ攻撃や客席へのツバ吐きなどで沸かせた。06年3月にノアで現役引退。営業面でも力を発揮した。178センチ、110キロ。

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