珍しい!カテゴリー2のハリケーン「オフィーリア」発生 英国直撃か?

珍しい!カテゴリー2のハリケーン「オフィーリア」発生 英国直撃か?

  • ハザードラボ
  • 更新日:2017/10/13
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オフィーリア

北大西洋の東部で発生したハリケーン「オフィーリア」(NOAA)

北大西洋で11日、熱帯低気圧がハリケーンになった。シェイクスピアの戯曲のヒロインに由来する「オフィーリア」と名付けられたハリケーンは、カテゴリー2に発達して、北東方向に進んでいる。北大西洋の熱帯低気圧がヨーロッパに向かうケースは珍しく、各国の気象機関が動向に注目している。

米海洋大気庁(NOAA)国立ハリケーンセンター(NHC)によると、「オフィーリア」は今月9日に北大西洋東部で発生後、11日にアゾレス諸島沖でハリケーンに変わった。現在の中心気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は47メートル(90ノット)で、勢力はカテゴリー2の強さだ。

日米が共同運営する降水観測衛星GPMの観測では、中心から110キロ範囲が暴風域となっているという。このまま北東方向へ進み、15日には進路を北寄りに変えて、週明け16日にアイルランドを直撃する可能性が高いという。

ハリケーン、台風、サイクロンと発生する地域によって名称や最大風速の基準は異なるが、いずれも正体は熱帯低気圧だ。今年は、米国南部からカリブ海諸国にかけて、ハリケーンが相次いで甚大な被害を引き起こしたが、北大西洋で発生した熱帯低気圧が東へ進んでヨーロッパへ向かうケースはあまり聞かない。

しかし近年では、北大西洋でも熱帯海域の海水温の上昇に伴って、ハリケーンの活動が増えつつあると懸念されている。温暖化の影響で熱帯低気圧の活動が増えることで、米国を襲った「ハービー」や「イルマ」のような被害が相次ぐリスクが高まっているというのだ。

『ハムレット』のヒロインは川で溺れて最期を迎えたが、ハリケーン「オフィーリア」はこのまま勢力を維持してヨーロッパに向かうのか、今後の動きに注目したい。

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