“子から親へ”家庭内感染増 地域医療を守る「かかりつけ医」...医師が今伝えたい事とは

“子から親へ”家庭内感染増 地域医療を守る「かかりつけ医」...医師が今伝えたい事とは

  • 読売テレビニュース
  • 更新日:2021/09/16

新型コロナウイルス感染拡大の「第5波」で子どもたちの感染が増える中、地域の医療を守っているのは「かかりつけ医」と呼ばれる医師や看護師だ。症状を言葉にできない幼い子どもたちを持つ親は、かかりつけ医を頼っている。

(看護師)「そっち行った方がいいですか」

車の中で待っていたのは3歳の娘とその父親だ。娘が38度の熱を出し、念のため、PCR検査を受けに来たという。

(看護師)「お鼻こちょこちょするのでいける?頑張れる?ごめんな。がんばりましたOKです」

症状を言葉にできない幼い子どもたちを持つ親は〝かかりつけ医〟を頼って次々に訪れる。大阪府枚方市の長尾台診療所では、開業以来、休日も夜間も急病の子どもたちの診察にあたってきた。

院長の田中研一医師は「陽性者の数、多い時には28人とか、先週の日曜は38人」と話し、今回の〝第5波〟でこれまでにないある特徴を実感している。「子ども同士が感染して子どもが熱出しているからPCR検査したらその2、3日後には今度親が発熱して

その時には家族全員がうつっちゃう」

院長の息子の敦俊医師は、「やはりワクチンを打たれた高齢者の方とかは感染なくてお子さんとか20代から30代のワクチン未接種の方がほとんど」と話し、ある共通点があると指摘する。

感染は子どもからワクチン接種を終えていない20代や30代の若い世代の親へと連鎖。14日も診療所には検査に訪れる親子の姿があった。

(子どもと検査を受けに来た母親)「下の娘が日曜日に検査してもらった結果が陽性だったので保健所待っていたらちょっと遅くなると思うからここでできますと連絡を頂いてすぐに来た」

この診療所が行っているのは診察だけではない。

山川友基・読売テレビ解説委員は「夏休みが終わって2週間ほどが過ぎましたけれども、親の世代も含めた幅広い世代の人たちが、この診療所にやってきてワクチン接種を受けています」と説明する。

ワクチン接種ができない幼い子どもたち感染から守るため、大人たちが接種を急いでいて、平日でも多くの人の姿があった。

ワクチン接種を受けに来た3世代で暮らす男性(40代)は「幼稚園でかかった、かからへんってメールが来たりすると、大丈夫かなと思う。僕も仕事は行っているので、なるべく注意はしています」と話していた。

地域の中で感染の兆候を最初に察知する、いわば「センサーの役割」を担う〝かかりつけ医〟が今、伝えたいこと。院長の田中研一医師は「今後第5波が9月10月に落ち着いてまたたぶん11月ぐらいから第6波が始まると思う。経口摂取の特効薬みたいなのができるまでは徹底した感染対策が必要かな」と訴える。

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