「質問下手で会話がすぐ終わる人」がぐんと話を広げる「シンプルな方法」

「質問下手で会話がすぐ終わる人」がぐんと話を広げる「シンプルな方法」

  • 現代ビジネス
  • 更新日:2020/11/20
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「質問が下手で話がすぐ終わってしまう」すべての人に捧ぐ。ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記さんがオンラインサロンのメンバーと専門家の方々と一緒に見つけた「武器」、それは魔法の言葉「HOW」だった。

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質問を投げかけるのは会話を継続させるための基本スキルですが、「5W1H」のうち一番使えるのが「HOW=どうやって」です。

「なぜ・どうして」と聞くところを「どうやって」に変えると、話が広がっていきます。それは、相手が「単語」で返答するのではなく、描写として「文章」で答えなくてはならないからです。

より具体的で面白い情報を話してくれる可能性が高く、よいカードがドローできることになります。

×自分「○○さんは登山が趣味なんですね。なんで山がお好きなんですか?」
相手「ええまあ、何となく昔から……」

○自分「○○さんは登山が趣味なんですね。山って、どうやって登るんですか?」
相手「山にもよりますね。この間行った○○山は、まず登山口まで車で行くんですけど週末は駐車スペース確保が大変で。それで金曜の夜から……」

《実践例1》

サロン参加者:HOWで聞くと質問も具体的になるし、道具や経緯など細かいアイテム名が出てきて話が広がりました。聞かれている相手も、好きなことだとうれしそうに説明してくれます。

吉田:相手が楽しそうにしてくれるのは重要なことです。会話は相手の話を聞くことが目的ですから、楽しそうに話してくれたり、いろいろ細かく説明してくれたりしたら大成功ですね。

結果として、いいカードもドローし放題。ぜんぜん知らないジャンルの話でも、自分の知っていることと思わぬ共通点が見つかったりもします。

登山に興味がなくても車のことならわかることがあるかもしれない。登山用具には詳しくなくても、登山関係の店がいっぱいある御茶ノ水や神保町のことなら、「あそこにあるカレーのおいしいお店、行ったことありますか?」なんて話になるかもしれません。

あなたの得意分野にも、そういうプラスアルファ、ありますよね?

《実践例2》

サロン参加者:新入社員に「どうやって会社まで通っているの?」と聞いてみたら、交通手段から経由地、途中にある便利な店、買い物の中身など、すごく話が広がって親しくなれました。

吉田:いいですね! 大成功! 初めての相手とのなんということのない会話だからこそ、HOWが有効的に活用できたんですね。

新入社員も緊張をしていたでしょうけど、自分が経験していることなので比較的楽に答えられたのではないでしょうか。これであなたは、新入社員にとって「話しやすい先輩」という印象になったかもしれませんね。

***

「サロン」では、会話例のように、スーツを着ていた参加者に「今日はどのように仕
事をしてきたのか?」と描写を促す実験をしたところ、「普段はオフィスカジュアル
で勤務しているが、今日はたまたま取引先と打ち合わせがあった」という返答があり
ました。そこから話がどんどん広がりました。

どんな仕事?

広報の仕事

広報の仕事ってどんなことをするの?

広報と広告ってどんな違いがあるの?

最近自分も金曜はオフィスカジュアルになったんだけれど、服装困らない?

そのネクタイってどこで買ったの?……

などなど、会話が尽きることはありませんでした。

HOWが引き出す物事の描写は具体を呼び、具体はそのまま会話のカードになるわけです。

本当は「WHY」で答えを聞きたい場合でも、HOWを経由した方が、深くて本質的な返答にたどり着けたりもします。

本稿は『元コミュ障アナウンサーが考案した 会話がしんどい人のための話し方・聞き方の教科書』(アスコム)の一部を抜粋・再編集して掲載しています。

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