JR東京駅近くの高層ビルの工事現場で、鉄骨とともに作業員が落下し、2人が死亡した。
19日午前9時半前、中央区八重洲の高層ビルの建設現場で、作業員5人がおよそ15トンの鉄骨とともに、7階部分から3階まで落下した。
この事故で、原裕一郎さん(33)と花田大和さん(43)が死亡、3人がけがをしたが、命に別条はないという。
近隣で働く人「最初はドカンって大きな音がしたんですけど、そのあとは金属の音が続いて、落ちているような感じがした」
警視庁によると、作業員5人は、クレーンのワイヤーでつるされた梁(はり)の上に乗っていたところ、何らかの原因で梁が外れて落下したとみられている。
警視庁は、業務上過失致死傷の疑いを視野に原因を調べる方針。
