
まさかの抹消となったオリックス・宮城
オリックス・宮城大弥投手(21)の胴上げ参加がピンチになった。宮城は発熱を伴う体調不良のため、特例2023で19日に出場選手登録を抹消された。この日のロッテ戦(京セラドーム)を3―2で勝利し、優勝マジックは2。20日に勝てば歓喜の本拠地胴上げが実現するが…。
エース・山本に次ぐ10勝をマークし、最強投手陣の一角を担った左腕。チーム関係者は「体調次第だけど、さすがに今日抹消で明日というのは難しいだろう」とし、もっか首位打者で16日に抹消された頓宮については「おそらく来られるだろう」と見ている。
V直前での離脱は宮城にとって何とも酷な状況だが、このまま1人にさせるわけにはいかない。そこでナインの1人は「ビデオ通話ならできるかもしれない。できるならやってみたい」とアイデアを思いついた。スマホで歓喜の瞬間に療養中の宮城につなぎ、輪の中に入れば一体感が生まれる。この日のために頑張ってきただけに全員で喜びを分かち合うつもりだ。
東スポWEB