台湾社会の闇が浮き彫りに...『よい子の殺人犯』が劇場公開、予告編も到着

台湾社会の闇が浮き彫りに...『よい子の殺人犯』が劇場公開、予告編も到着

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  • 更新日:2021/04/08
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『よい子の殺人犯』 (C)2019 ANZE PICTURES Co. , Ltd. ALL RIGHTS RESERVED

2019年に台湾で公開されて話題を呼んだ『最乖巧的殺人犯』が『よい子の殺人犯』の邦題で、4月28日(水)より新宿K'scinema「台湾巨匠傑作選2021」にて公開されることが決定。その予告編が解禁された。

2019年金馬獎の美術賞とデザイン賞にノミネートされた本作。主演は、デビュー作のドラマ「危險心靈」(2006年)でいきなり台湾のテレビアワード金鐘奨の主演男優賞を受賞、2015年の「紅衣小女孩」で台北電影節で主演男優賞を受賞、第31回東京国際映画祭で上映された『トレイシー(翠絲)』にも出演していたホアン・ハー。

これまでの役柄とは全く違うアニメオタクを演じ、繊細な青年が追い込まれていく緊迫の演技は多くの人が高く評価。次々と難役のオファーが来ており、“いま、監督が使いたい俳優”といわれている。

監督は、社会派ミステリー『High Flash~引火点(原題:引爆點)』のジャン・ジンシェン。実話がヒントになった本作の脚本は、監督の公私ともにベストパートナーであるワン・リーウェンと期待の新進脚本家・リャオ・ボーミン。しっかり練られた脚本が、この作品のおもしろさのポイントとなっている。

この度解禁された予告編では、小さな街の片隅で起きた事件から浮かび上がる社会の闇、貧困と家族、そして愛と孤独に、台湾のもうひとつの顔を知ることに。

心やさしいアニメオタクが、貧困で行き詰まる生活の中で出会った女神(ミューズ)、彼女が導いた新しい世界。そして事件は何故起こったのか…様々なキーワードが続々と映像に映し出されていく。進化する多様性の台湾映画界のあらたな方向性を示す作品といえそうだ。

ストーリー

日本のアニメ「ボビッター」に夢中のアナンは、母親と認知症の祖父と暮らしている。彼は社会から「負け組」「ガチヲタ」というレッテルを貼られているが、人と争うことが嫌いで善良な心の持ち主。ある日、彼の平穏な生活に突然博打で失敗した叔父が乗り込んでくる。

そんな中、アナンは「ボビッター」マニアの女の子に恋をする。彼女との甘い夢が実現しようとした矢先、思いも寄らないことが起こりアナンは失意のどん底に。そして、家庭ではとんでもないことが…。

『よい子の殺人犯』は4月28日(水)より新宿K'scinema「台湾巨匠傑作選2021」ほか順次公開。

text:cinemacafe.net

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