◇飛び込み日本選手権第1日(2022年8月5日 日環アリーナ栃木)

寺内健
男子シンクロ板飛び込み決勝は寺内健(41)、坂井丞(29=ともにミキハウス)組が392・64点で7連覇を達成した。4本目終了時には3位だったが、5、6本目の終盤の2本で高得点を連発して逆転した。
寺内は2位で世界選手権出場を逃した2月の代表選考会後は練習強度を落とし、約1カ月前に本格的なトレーニングを再開。「優勝できてホッとしました」と笑顔を見せた。
昨夏の東京五輪で馬術の杉谷泰造に並ぶ日本勢の夏季五輪最多6度目の出場。24年パリ五輪に出場すれば単独最多になる可能性があるが「簡単に目指すとは言えない。まず来年の世界選手権を目指して、一日一日やりたい」と語った。