
テレビ熊本
熊本県は県内の基準地価を公表。ことしも全ての用途で上昇し2年連続で平均変動率が上昇しました。商業地と工業地についてはTSMCの県内進出の影響で大津町が全国1位の上昇率となりました。
今回の調査は県内の482地点で行われました。
地価は住宅地、商業地、工業地すべての用途で上昇し平均変動率は1.2%と去年の0.4%に続き2年連続で上昇しました。
住宅地は菊陽町のTSMCから車で20分圏内の土地の需要が高まっていて菊陽町が12.8%大津町が10%上昇しました。
【高橋 凜】
「大津町にあるこちらの地点ことしは地価が32.4%も上昇し全国すべての用途の調査地点で上昇率1位だということです」
商業地はTSMC進出で関連企業の進出も相次いでいて国道57号線の菊陽バイパスや大津バイパス沿線で賃貸アパートや倉庫、ホテルなど様々な用途での需要が増加。大津町の30・2パーセントが商業地の上昇率で全国1位となりました。
工業地でも大津町が全国1位となる31.1%の上昇を見せ県全体でも5.1%と
7年連続での上昇となりました。
鑑定に携わった専門家は「TSMC進出の影響で菊陽町、大津町などを中心にさらなる地価上昇と菊池市方面への地価上昇エリアの拡大が予想される」としています。