
契約更改交渉に臨んだロッテ・種市篤暉
ロッテ・種市篤暉投手(25)が21日、ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉し、3400万円増の年俸5200万円でサインした。(金額は推定)
青森・八戸工大一高から入団7年目の今季は、2020年9月に受けた右肘手術から本格復帰。先発ローテーションの一角として、23試合に登板し、自身初の2桁勝利となるチームトップタイの10勝(7敗)を挙げ、防御率3・42を記録した。勝ち頭を担い、「1年間を通して投げることが目標だった。最後につまずきましたけど、基本的にローテーションを守れたので、そこは自信を持って来季につなげていきたい」と力強かった。
9月下旬に右肘炎症で離脱するまで、3年連続で投手4冠に輝いた山本由伸(オリックス)と奪三振数のタイトル争いを繰り広げた。今季の157奪三振は、山本(169奪三振)に次ぐ2位。8年目の来季に向けて、「タイトルを取りたいと思っているので、そこを目指してやっていきたい。(タイトルは)どれもほしいですね」と貪欲に〝総取り〟を狙う。