
神奈川県の横須賀港で男性が乗ったプレジャーボートに長さ3倍ほどの船で衝突し転覆させたとして、現場から立ち去っていた40代の男性が書類送検されました。
横須賀海上保安部によりますと、去年11月、横須賀港で50代の男性が長さ5メートルのプレジャーボートに乗って釣りをしていたところ、船に衝突されて転覆しました。
男性は衝突直前に海へ飛び込み、通り掛かった船に救助され、けがはありませんでした。
衝突した船は現場から立ち去ったということです。
横須賀海上保安部などが捜査を続けていたところ、ぶつけられた船の大きさの3倍にあたる長さ14.5メートルの交通船兼作業船が浮上し、今月25日、船を運転していた40代の男性を業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。
男性は衝突した事実を認めていますが、「認識はなかった」と一部否認しています。