バナナから生まれた新素材「BANANA CLOTH」とは!?

バナナから生まれた新素材「BANANA CLOTH」とは!?

  • TBSラジオ
  • 更新日:2023/05/26

TBSラジオ「アシタノカレッジ」月~木曜日の夜10時から放送中!

5月24日(水)のアシタノカレッジ!

ニキさんと、NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星さんでお届け!

今日のテーマは「バナナから生まれた新素材とは!?」。
MNインターファッション株式会社BANANA CLOTH推進委員会の笠井克己さんをお迎えしました。

「BANANA CLOTH」とは、バナナの『茎』から作った繊維を織ったものです。
バナナを収穫し終わった茎は、1本3~4メートルほどになりますが、今までは廃棄されていました。
それを買取り、茎から繊維を取り出し、綿と混ぜて糸にしています。

笠井さんは、まだSDGsが浸透していなかったころ、「でもこれからはそういったことをしていきたい」と思い、サステナブルな素材を探していました。
そんな時、バナナ繊維を研究している人に出会い、それがきっかけで、バナナを素材として注目。

バナナは全世界(129の国と地域)で1年間におよそ1億5000万トン収穫されていて、
それに対してバナナから出る廃棄物は1年でおよそ10億トン。
廃棄されていた茎を利用することは、「資源の循環」になります。

バナナを混ぜるメリットは、実はありませんが、廃棄されていたものを減らすことができ、
また現地の人にとっては、今までゴミだったものが価値あるものに代わることはメリットです。

本編では、BANANA CLOTHで作ったタオルを見せていただきました。
残念ながらバナナの香りはしないのですが、麻に近く、給水性の高い素材です!

No image

【アシタノChat Lounge】

水曜日は、「いま気になるトピック・ニュース」
本日のトピック▽
・児童手当、高校生に月1万円で調整
・梅毒、5000人超
・PFASについて国に緊急要望

No image

今日のニキさんはバナナモードです!

TBSラジオ

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加