ピッチングは球速だけじゃない!「小さな大投手」燕・石川の熟練のピッチング術とは

ピッチングは球速だけじゃない!「小さな大投手」燕・石川の熟練のピッチング術とは

  • ココカラネクスト
  • 更新日:2021/11/25
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「SMBC 日本シリーズ2021」第4戦(24日・東京ドーム)は、ヤクルトがオリックスを1点差で破り、3勝1敗で20年ぶりの日本一へ王手をかけた。先発したベテラン石川の好投が光った。6回3安打1失点。41歳10か月のシリーズ勝利は左腕最年長、セ・リーグでも最年長の快挙となった。

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初回からエンジン全開となった。直球は130キロ台前半ながら、変化球を織り交ぜて、的を絞らせない。カーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボール、すべての持ち球を目いっぱい使って、オリックス打線を封じ込めた。6回1失点と試合を作り、日本シリーズで初勝利を飾った石川はお立ち台で「先頭打者から全力、いつ潰れてもいい気持ちで投げていた」とほっとした表情を見せた。

前回2015年の日本シリーズでは2戦2敗と悔しい思いもしてきた。41歳でシリーズ初勝利には「日本シリーズに来るまで長かったですし、ここで勝つことができたのも自分自身に『良かったね』と言ってあげたい」と万感の思いを漏らす場面も。

今季でプロ20年目を迎え、現役最多の177勝を重ねる左腕の円熟味あふれるピッチングの真骨頂は多彩な変化球ではなく、「ストレート」だという。球速は130キロ前後ながら両脇にしっかり投げ分けることで「球速以上に速く見せることが可能」だという。

直球の球速は130キロ前後、またプロでは小柄な身長167センチの肉体でここまで長く現役を続けてこられた裏には、こんな思いもあったという。

「球が速くなくても長く活躍されている方はたくさんいらっしゃる。そういう先輩がいたからこそ、勇気をもらって頑張ってこられた。子供たちや野球をやっている人が『石川が頑張っているなら俺も』と思えるような選手でいたい」

球界内でも「小さな大投手」として知られる石川の矜持だった。最後はこう締めくくった。「マウンドに上がったからにはルーキーの気持ちでいる。これからも腕を振り続けたいと思っています」。常に謙虚に野球に取り組む石川らしい言葉だった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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