アストロズ、第7戦で力尽きるも「誇らしい」監督

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2020/10/18

<ア・リーグ優勝決定シリーズ:レイズ4-2アストロズ>◇第7戦◇17日(日本時間18日)◇ペトコパーク

3連敗から3連勝して最終戦まで持ち込んだ第6シードのアストロズが、ついに力尽きた。

初回に先制されると、その後は打線が沈黙。7回まで無得点に封じられた。ようやく8回に2点を返し、2点差に迫ったものの、最後はレイズの継投に交わされた。

苦難のシーズンだった。昨オフ、世界一に輝いた2017年当時の組織ぐるみサイン盗みが発覚し、GM、監督が解任された。2月のキャンプ当時は、主力選手が相次いで謝罪するなど、ファンをはじめ球界全体から強烈な批判を浴び続けた。オフに剛腕コールがFA退団したことに加え、大黒柱のバーランダー、昨季38セーブのオズナが故障で離脱。大幅な戦力ダウンは否めず、開幕以来、アスレチックスに独走を許した。それでも、終盤には戦力を整え、公式戦を29勝31敗と負け越しながら、かろうじて地区2位でポストシーズンへコマを進めた。

常連となった大舞台では、潜在底力を存分に発揮した。再建を託された老将ベーカー監督の指揮の下、アルテューベ、スプリンガー、コレアら主力野手が引っ張り、ポストシーズンでは、ツインズ、アスレチックスを撃破。4年連続でリーグ優勝決定シリーズまで勝ち上がってきた。

全米中のファンから非難され、ヒール役に徹しながらも好勝負を繰り広げ、不正がなくても総合力が高いことを、あらためて実証した。試合後のベーカー監督は「だれもが、我々がここまで来られるとは思っていなかっただろうが、彼らをとても誇らしく思う。ひとつ言えることは、我々は来年またこの場所にいられるということだ」と、苦境からはい上がってきた選手をねぎらっていた。

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