７回、降板する鈴木康。後方は原監督（撮影・中田匡峻）
「阪神２－１巨人」（２６日、甲子園球場）
逆転負けで３連勝を逃した巨人・原監督は「２点目が重かったというところでしょうね」と悔しさをにじませつつ「評論家じゃないから」と阪神・桐敷を打ちあぐねたことを独特の表現で評した。
先発の横川が「非常にいいピッチングをしてくれましたね」と６回３安打無失点の好投。打線も三回に坂本の適時打で１点を先制した。しかし悪夢が待っていたのは七回。オリックスからトレードで移籍した鈴木康が大山に死球を与えて急変。甲子園が騒然となる中、外角球を狙われて３連打を浴びた。
なおも１死満塁のところで高梨にスイッチしたが、木浪に左翼へ犠飛を打ち上げられ、決勝点を奪われてしまった。鈴木康については「まあまあ次につなげてくれるでしょう」と語った原監督。打線は四回以降、追加点が奪えなかった。
「２点目が重かったですね。２点目が重かったというところでしょうね」と語り、桐敷にうまくやられたという問いには「だから（２点目が）重かったというところでしょうね。評論家じゃないから」とコメント。途中交代の中田翔に関しては「いろんな状況を考えてというところですね。まあまた明日いきます」と説明した。
