プロダンスリーグ『D.LEAGUE』第2シーズンROUND.5 FULLCAST RAISERZが初の3連覇達成で快挙

プロダンスリーグ『D.LEAGUE』第2シーズンROUND.5 FULLCAST RAISERZが初の3連覇達成で快挙

  • Real Sound
  • 更新日:2022/01/15
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日本発のダンスプロリーグ『第一生命 D.LEAGUE 21-22』ROUND.5が1月10日に行われ、FULLCAST RAISERZが91.5点(ジャッジ71.5+オーディエンス20)を獲得し、3試合連続優勝の快挙を達成した。

第2シーズンとなる今大会の参加チームは、昨年に引き続きavex ROYALBRATS、KADOKAWA DREAMS、KOSÉ 8ROCKS、CyberAgent Legit、SEGA SAMMY LUX、SEPTENI RAPTURES、FULLCAST RAISERZ、Benefit one MONOLIZ、USEN-NEXT I’moonの9組と、新たに加わったdip BATTLESとLIFULL ALT-RHYTHMを合わせた計11チーム。

レギュラーシーズンは全12ラウンドとなっており、各チームが8人編成・2分から2分15秒のパフォーマンスで争う。そしてレギュラーシーズンの上位4チーム、ワイルドカード枠2チームによるチャンピオンシップで勝者が決定する。

ROUND.4はSPダンサー・えりなっちを投入した学校ネタでFULLCAST RAISERZが2連覇。勢いづいた彼らを止めるチームは一体どこか、シーズン折り返しが近づくROUND.5にも期待が集まっていた。

今回の審査員はDANCER JUDGEとして黒須洋嗣、PEET、JuNGLE、KATSU ONEの4名、ENTERTAINER JUDGEとしてテリー伊藤、水谷隼、IMALU、TAKAHIROの4名。さらに別途で加わるオーディエンスポイントも勝負を左右する。

1チーム目は、SEPTENI RAPTURES。前シーズンで躍進の嚆矢となった「Mellow」のリミックスで勝負を仕掛ける。再構築しつつ、今のチームを表現したナンバーは61.5点(黒須7.5/PEET7.5/JuNGLE9/KATSU7/テリー8.5/水谷8.5/IMALU6.5/TAKAHIRO7)を獲得し、この日の採点基準となった。

続いては総合ランキング1位を走り続けるSEGA SAMMY LUXが、持ち味のニュージャックスウィングらしさを保ちながら、セクシーなパフォーマンスを見せて64点。KOSÉ 8ROCKSは、バスケのハーフタイムショウをコンセプトに技の応酬でブレイキンを表現し67.5点を獲得する。

そして新メンバー・Shiggyを前面に出したavex ROYALBRATSが前半の山場を生み出した。彼らが提示したのは正月の遊びを取り入れ、子どもらしさと今っぽさが同居したショウケース。成人の日に、ミスマッチにもマッチしているようにも思える不思議な空間を生み出した本作品に69点(黒須10/PEET9.5/JuNGLE8.5/KATSU7.5/テリー8/水谷7.5/IMALU9.5/TAKAHIRO8.5)がついた。

今回は渋めのジャッジが目立つ。その後のパフォーマンスもUSEN-NEXT I’moonは62.5点、CyberAgent Legitが67.5点、dip BATTLESが65.5点と点数が伸びず。

そこに前回0.5点で勝利を逃したKADOKAWA DREAMSが風穴を開ける。メンバ―の颯希(SATSUKI)がこだわりを詰め込んだナンバーは、今まで見せなかった足技を繰り出したり、小道具の仮面をいつ着けたかわからないトリッキーさなどによって作りこまれた内容。これが72.5点(黒須8.5/PEET9.5/JuNGLE10/KATSU8/テリー8.5/水谷9/IMALU9.5/TAKAHIRO9.5)を叩き出した。

初出場となるメンバー$(ドル)とSPダンサー 小幸を投入したLIFULL ALT-RHYTHMは、これまでのコンテンポラリー要素を封印しつつ、「TIME」をテーマにしたコンセプチュアルな作品で65点。Benefit one MONOLIZは「ジェンダーレス」を掲げ、keijiroを主役に据えた美しいナンバーで69.5点と健闘し、TAKAHIROは「内に意志を持つパワーを感じた。『美しい』の他にも『儚い』などの形容詞がたくさん出てきた」など的確に採点を解説しつつ、賛辞を贈った。

そして最終演技は、確実にゲームの流れを掴んでいるFULLCAST RAISERZ。前ラウンドで見せたコミカルな要素はなく「KRUMP Fam」と題した純度100%のクランプとファミリー感で力強さを発揮。この硬派な内容で71.5点(黒須9/PEET8.5/JuNGLE10/KATSU9/テリー9/水谷9/IMALU8.5/TAKAHIRO8.5)を獲得し、2位につける。

ここで誰もが前回のオーディエンス点での逆転劇を思い出したはずだ。そして、その予感は現実となる。FULLCAST RAISERZがKADOKAWA DREAMSを追い抜き、『D.LEAGUE』初開催から1年の記念日にリーグ至上初、前人未到の3連覇を手中に収めた。さらにSEGA SAMMY LUXから総合ランク首位も奪取。

これを受けて、ディレクター TWIGGZ“JUN”は「3回連続優勝という記録を作れたメンバーを誇りたい。ディレクターたちは答えのないものを模索しながら戦っている。無観客から始まって、本当に有観客での開催がありがたいし、正直なところ、また無観客で踊る苦悩には戻りたくない」とコメント。さらに「今ステージに立って輝いているダンサーが羨ましい。でもそれは『もっと輝かせたい』という想いのディレクターやスタッフの目に見えない活動のおかげ。『D.LEAGUE』の神田勘太朗と平野さん、EXILE HIROさん、お客さんのおかげ。この場に来れなくても、いろいろな人にリーグの楽しさとダンス愛を伝えてほしい」と目を潤ませた。

リーダー SOULJA TWIGGZは「活動の場が減っているなかで、生きている感覚を味わわせてくれて、ありがとうございます。日本に『Fam』という概念を産み落としたのはJUNさんだと思っています。ファミリーの厚みを今日は出せて、優勝に結びついて嬉しいです。審査ではKADOKAWA DREAMSに2回連続で負けているので、そこは見直しつつ次もカマしていきたい」と冷静に語った。

ROUND.5の結果は以下の通り(カッコ内:ジャッジ点+オーディエンス点)。FULLCAST RAISERZ:91.5点(71.5+20)、KADOKAWA DREAMS:88.5点(72.5+16)、avex ROYALBRATS:86.5点(69+17.5)、KOSÉ 8ROCKS:83.5点(67.5+16)、Benefit one MONOLIZ:83点(69.5+13.5)、dip BATTLES:80.5点(65.5+15)、SEGA SAMMY LUX:79.5点(64+15.5)、CyberAgent Legit:78.5点(67+11.5)、SEPTENI RAPTURES:76点(61.5+14.5)、USEN-NEXT I’moon:74.5点(62.5+12)、LIFULL ALT-RHYTHM:74点(65+9)。

最後にTAKAHIROが「想像の100倍楽しかったです。皆さんカッコ良くて、負けて泣き、勝って泣く。目がキラキラしている。こういう人たちが作っている『D.LEAGUE』は今後もっと広がって強くなっていくと確信しました。これからの発展も応援しています」と総括。

果たしてFULLCAST RAISERZの牙城を崩すチームは現れるのか、それとも4連覇の快挙を目撃することになるのか。いよいよ折り返しとなる『第一生命 D.LEAGUE21-22』次回のROUND.6は1月27日に開催となる。引き続き、11チームの熱き戦いに期待したい。

D.LEAGUE 公式HP

文=編集部

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