
女優・水野真紀が20日、Ameba公式ブログを更新。今月17日に訃報が伝えられた歌手・KANさんとのエピソードを振り返って追悼した。
■「目が合った」ものの…
水野は「あの方とワタクシ」とのエントリーで、自身の生活圏内にKANさんが住んでいたことが、近所のママ友たちの間で有名だったことに触れ、「そのお宅の駐車場には、あの方の雰囲気によく合ったビンテージ感溢れる大切に乗り続けられている印象的な車がありました」と振り返る。
水野自身も、KANさんと「目が合った」ことがあったものの、とくに接点がなく「加えてワタクシはほぼ素顔でしたので、お声掛けするのもはばかられました。『素敵な歌ですね』と、あの方に伝えたくとも伝えられず、歯痒く感じたものです」と残念がった。
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■引っ越し後も近隣に
KANさんが引越ししたとの噂を伝え聞いたものの、近隣をジョギング中に「ビンテージ感のある素敵な戸建てであの方の車を発見。なんだかとても嬉しくなりました」と、引っ越し後も近くに住んでいることに気付いたという。
その後も、「何度もビンテージカーに乗り込む、もしくは降りる、あの方をお見かけした」が、「あの方がワタクシに気付くことはなかったと思います」と、交流を持つには至らなかったことを明かす。
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■愛車を見て懐かしむ
月日が経ち、ジョギングルートを変えたため、KANさんを目撃する機会も減っていたが、「でも、あの方の車を見かけるたびに、それが至近距離であれば運転席をチラ見して、あの方を確認しては嬉しい気持ちになったものでした。直接の知人でなくとも、そんな気持ちにさせる雰囲気のある方でした」とつづる。
KANさんの訃報を聞いて、以前のジョギングルートを走り、「あの車はいつもと変わらず品よく駐車場にありました」と、KANさんの愛車を見て懐かしんだことを打ち明けた。
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■「どの時代のどの世代にも響く歌」
改めて、「早すぎます。“『素敵な曲です。大好きな曲です』とご本人にお伝えしたい”その思いが消えることはありませんでした。『心配ないからね』この言葉から始まる、あの方のあの曲の世界。どの時代のどの世代にも響く歌。あの方の真っ直ぐな渾身の歌唱を含め、受け継がれる曲だと感じています」と思いを馳せる。
最後は、「素敵な曲の数々をありがとうございました。KANさんのご冥福を心からお祈り致します」と結んでいる。
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■KANさんも気付いていた?
水野はKANさんが気付いていないと考えていたが、じつはKANさんは以前から、水野を「私の美人ランキング1位」と公言していた。
KANさんが2006年に公式サイトに掲載したコラムの中にも、水野に関する記述が。車を運転して自宅に帰る途中、隣が水野の車だと気付き、偶然2キロほど並走したそうで「この事実を記念して『水野真紀さん街道』と心の中で命名しました」と嬉しそうにつづっていた。
KANさんのファンからは、「KANさんのラジオなど聞いていたら水野真紀さんのお名前がよく出てきてたなと」「真紀さんのお名前が度々出ていたので、是非実際にお話して欲しかったなぁ、と残念でたまらないです」「KANちゃん、きっと喜んでニヤニヤしていると思います」といった声が寄せられている。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)