
国家1、2級重点保護鳥類39羽を放鳥 内モンゴル自治区
【新華社フフホト9月19日】中国内モンゴル自治区のフルン湖国家級自然保護区管理局は15日、烏蘭諾爾(ウランノール)中心区で国家1級重点保護鳥類のタンチョウ4羽とマナヅル1羽、2級保護鳥類のクロヅル13羽とアネハヅル21羽の計39羽を放鳥した。
放鳥に先立ち、同管理局は北京林業大学のツル類専門家、郭玉民(かく・ぎょくみん)氏のチームを招き、39羽の身体状況の最終評価や生体試料の検査を行ったほか、野外適応性、健康状態、移動などを継続的に確認するために衛星追跡装置を取り付けた。
ウランノール中心区は渡り鳥の移動経路に位置し、重要な生息地となっている。同地での放鳥は、鳥が群れに戻る可能性を高めるという。(記者/葉紫嫣)