“史上最強の指名打者”でもMVP受賞は無理?米識者が大谷翔平の揺るがぬ価値を語る「オオタニが炎上を繰り返さない限りゼロ」

“史上最強の指名打者”でもMVP受賞は無理?米識者が大谷翔平の揺るがぬ価値を語る「オオタニが炎上を繰り返さない限りゼロ」

  • ココカラネクスト
  • 更新日:2023/05/26
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投打で格の違いを見せつけている大谷。彼の価値には、史上最強の指名打者と呼ばれるアルバレスでさえも及ばない(!?)。(C)Getty Images

今季もまた大谷翔平がMVPレースに食い込むのか。2021年に栄えある受賞をして以来、唯一無二の二刀流戦士は常に候補者として話題となってきた。

はたして、23年シーズンはどうか。ここまで大谷は打っては打率.280、12本塁打、OPS.888を記録。投げても10先発で5勝(1敗)、防御率3.05、WHIP0.90、奪三振率12.20とエース級のスタッツを記録。早くも彼を筆頭候補に挙げる識者たちは少なくない。

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一方で彼に抗う存在がいないかというとそうではない。今季に関して言えば、ア・リーグで図抜けたスタッツを残しているスラッガーが注目を集めている。大谷の所属するエンゼルスと同じ西地区で堂々の首位を行くアストロズの主砲ヨーダン・アルバレスだ。

26歳にして球界屈指の強打者としての地位を確立した感のあるアルバレスは、メジャー5年目の今季もすこぶる好調だ。打率.297、12本塁打、出塁率.403、OPS 1.003といずれもハイアベレージをマーク。「史上最強の指名打者」と評されるほど序盤戦から特大のインパクトを残している。

彼がこの先も好調を維持し、一部で「健康さえ維持できればMVPだ」とされる大谷と争うとなった場合には、論争を含めて実に興味深いものとなるのは必至だ。そうしたなかで、米ラジオ局『Audacy』のポッドキャスト番組「Baseball Today」では早くも予想が展開された。

番組のホストを務めたトレバー・プルーフ氏は「アルバレスはアストロズにとって欠かせない存在だ。それでいて球界でもトップ3に入るバッターだ。間違いなく本物だ」と断言しつつ、MVPの可能性については「ノーだ」と指摘。そのワケを論じた。

「もちろん決めるのは難しいよ。ただ、私はMVPを受賞するほどの価値を彼が持っているとは思わないんだ……。たとえば、アーロン・ジャッジが昨シーズンにやってのけたような何か極めて特別なことをしなければ、いまのアメリカン・リーグでMVPは獲れない」

これに同調するのが、同じく番組ホストのクリス・ローズ氏だ。彼は「私もMVPの可能性はゼロだと思う。たとえば、ヨーダンが60本以上を打って、オオタニが炎上を繰り返し、ジャッジが大幅に欠場しない限りはね」とし、こう続けた。

「ヨーダンを選ぶうえでの問題のひとつは彼がキャリアの初期にとても良い成績を残してしまったことなんだ。彼のキャリア通算のOPSは.970を超えていると思う。だから、我々は常に彼がバッターボックス内での技量を評価するうえでOPSを見る。その場合に1.100に近い数値じゃない限りは『ああ、今年も素晴らしい年だったんだな』と思うだけなんだ。これは彼をとても過小評価しているとも言えるけどね」

最も価値があるプレーヤーを厳選する「MVP」。大谷という投打で違いを生み出す偉才が居続ける限り、その基準は高まる一方だと言えそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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