冷え込む山あいに「のれん」ずらり 青森・南部町、干し柿作り始まる

冷え込む山あいに「のれん」ずらり 青森・南部町、干し柿作り始まる

  • Web東奥|東奥日報社
  • 更新日:2022/11/25
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50メートルを超える長さのハウスに、のれんのようにつるされた妙丹柿。数カ月かけて干し柿が完成する=24日、南部町鳥舌内地区

青森県南部町鳥舌内地区名産の干し柿作りが今年も始まった。日々、寒さが増す山あいの地区で、オレンジ色の「のれん」のように並んだ柿が寒風に揺れている。

同地区南側斜面で育つ小型の渋柿「妙丹柿(みょうたんがき)」には硬い種がなく、干し柿に向く。14日から作業を始めた大向光嘉さん(75)方の作業場には24日、90代2人を含む地区住民約10人が集まり、妙丹柿の皮むきに忙しく手を動かしていた。ひもに柿をくくりつける作業は、八戸市の作業施設利用者の協力を得ている。

高齢化などで販売用干し柿の作り手が大幅に減る中、大向さんは研究を重ね、カビが出にくいプラスチック製ピンを使い、殺菌など衛生面にも配慮して、しっとりした食感の良質な干し柿を生産している。今年から干し場として、風通しの良い場所に長さ50メートルを超えるハウスを設置。20万個ほど作る予定だが、工程の見直しで効率化が進み、既に予定の半分の作業が終わったという。

「通年で食べることができる干し柿をぜひ味わってほしい」と大向さん。年明け以降、スーパーや産直施設で販売する。

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