
イニエスタ(東スポWeb)
J1神戸は14日、ホームの鳥栖戦に4―0で快勝し、開幕から12戦目でようやく勝利を手にした。J1開幕から未勝利のクラブワースト記録を11でストップさせた。
大勝のキッカケをつくったのは、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)だった。約1か月ぶりの先発となったこの日は、開始早々の2分、左サイドのDF酒井高徳から中央でパスを受けると、右足でシュートを決めてみせた。さらに同14分には、MF汰木康也の得点をお膳立てするなど、1ゴール1アシストでチームを引っ張った。
11日に38歳の誕生日を迎えたばかりの大黒柱は「勝ち点3を取れたことは、とてもうれしい。苦しい序盤だったが、今日勝てたことで今後も継続して勝利を積み重ねていくための第一歩にしたい。勝つことは確実にチームに自信をもたらすと思う」と喜びをかみしめた。
とはいえ、まだ降格圏内にいることには変わらない。次節(18日)はホームに王者・川崎を迎える。ここでも結果を残して勢いを加速させることができるか。
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