
Ducati Brand Night(ドゥカティ ブランド ナイト)
5月17日に第2回「ドゥカティ ブランド ナイト」が京都府の東福寺で開催されました。このイベントはイタリアを代表するバイクメーカーであるドゥカティの最新モデルを一堂に展示するだけでなく、ドゥカティのブランドバリューである「スタイル」「洗練」「パフォーマンス」を体感できるライフスタイルイベントです。昨年は東京都白金台の八芳園で初開催され注目を集めましたが、今回は2回目の開催となります。
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◆ドゥカティ・レッドで会場を染め上げる、お寺xバイクが融合するプレミアムな時間

会場となった東福寺の境内には、今年フルモデルチェンジして投入される「新型スクランブラー」をはじめ、「ディアベルV4」や「ムルティストラーダV4ラリー」といったドゥカティの最新モデル計12機種が展示。日本を代表する古都の“雅(みやび)”と、ドゥカティならではの洗練された“パッション”の美学が見事に融合したプレミアムな空間が人々を出迎えていました。

DJミックスによる軽快な音楽とともにカクテルタイムがスタート。ドレスコードに身を包んだドゥカティオーナーをはじめインフルエンサーやメディア関係者が続々と会場入りすると、レッドカーペットに置かれた最新マシンを囲みながらイタリアンワインや地ビールを片手に会話が弾んでいました。
◆“体験”を売るドゥカティ、ムルティストラーダを筆頭に販売数の拡大に期待

そして、夜の帳が下り始めると赤いスポットライトで演出された神秘的なムードの中、本堂に場所を移してレセプションパーティが盛大に開演。ドゥカティジャパン社長のマッツ・リンドストレーム氏による挨拶に続き、ドゥカティ・ブランドアンバサダーに就任した元GPライダーの宮城光氏を迎えての鏡割りが行われました。

さらにドゥカティ本社CEOクラウディオ・ドメニカーリ氏によるビデオメッセージや宮城氏による新型ディアベルV4のプレゼンテーションに続き、本場・祇園の芸妓さんによる舞踊が披露されると会場は大盛り上がり。中庭の枯山水ではなんと「DUCATI」の砂門引きのパフォーマンスが披露されるなど会場に華を添えていました。

本社CEO クラウディオ・ドメニカーリ氏:
「アート・オブ・パフォーマンス(パフォーマンスの芸術)というスローガンを掲げているドゥカティにとって2022年は最高の年となりました。セールス面では2022年は過去最高の業績で販売台数も61,562台と過去最大を記録しています。モータースポーツでもMotoGPとSBKのダブルタイトルを獲得。今年の前四半期も昨年を上回る勢いですし、日本では第2世代のスクランブラーが発売される予定です。ディーラー網もさらに強化充実させていきます。日頃からドゥカティに情熱を傾けてくれている日本のユーザーやディーラーに感謝します」

ドゥカティジャパン社長 マッツ・リンドストレーム氏:
「ドゥカティは世界で絶好調です。2023は新たに10機種をリリースしました。その勢いをけん引しているのがムルティストラーダV4で昨年は1万台以上を販売しています。また、MotoGPとSBKではそれぞれ3つのタイトルを獲得しました。ドゥカティは“エクスペリエンス会社”です。今後も発表会やDREなどユーザーイベントも沢山やっていきますし、DOC(ドゥカティ・オフィシャル・クラブ)も年末までに10個に増えるでしょう」
「これらはディーラー様のおかげ、私のヒーローです。そして10月にはまた日本GPがあります。もてぎでドゥカティチームを応援しながら大きなパーティをしましょう。ドゥカティはあと2年で100周年になります。これからも魅力的なモデルが続々登場するので期待していてください!」

パーティ会場は大きな拍手と歓声に包まれ、今のドゥカティの勢いと熱量をリアルに感じさせてくれました。さすがは2輪界のファンタジスタ、ドゥカティならではのプレミアム感溢れる素敵なブランドナイトでした。今後ますますの躍進を期待しましょう!
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佐川健太郎