ラグビーコラム 新ルールでどう変わるか、関西大学ラグビーが18日開幕

ラグビーコラム 新ルールでどう変わるか、関西大学ラグビーが18日開幕

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  • 更新日:2021/09/15
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優勝し、歓喜の天理大フィフティーン(代表撮影)

【ノーサイドの精神】12日の関東大学対抗戦に続き、関西でも18日に大学ラグビーシーズンが開幕する。昨季は天理大がチーム初、関西勢としては1984年度の同志社大以来36年ぶりに大学日本一に輝いた。関西の担当記者として変わらぬ盛り上がりを期待している。

その中でいくつか注目している点がある。

今季から関西でも「勝ち点制」が導入される。従来の勝利数、同じ場合は負け数の少ないチーム、直接対決の勝者-と順位を決めていた「勝ち数制」と大差はないようにも思えるが、実はシビアな結果をもたらすことがある。

関東とは少し異なるが、今季の関西の場合、勝ち4点、負け0点、引き分け2点。ボーナス点として、7点差以内の負け、勝敗に関係なく4トライ以上獲得で各1点。つまり4トライ以上で勝てば勝ち点5となり、負けても4トライ以上を獲得して7点差以内なら2点を獲得できる。

昨季は変則2リーグ制で実施されたため、試しに従来の1回戦総当たりのリーグ戦で行われた2019年、18年シーズンを基に計算してみた。

すると、「勝ち点制」にした場合、19年は4勝3敗で4位の京産大(勝ち点18)と3勝4敗で5位の近大(19)、18年は5勝2敗で2位の立命大(24)と3位の京産大(26)▽4勝3敗で4位の関学大(20)と5位の同大(23)の順位がそれぞれ入れ替わるのだ。

19年の関西の大学選手権出場枠は「4」で、4位に入るか5位かは大きな違いとなる。この年の近大は京産大との直接対決では10-21で敗れているが、3勝すべてでボーナス点1、4敗のうち2試合でボーナス点2を獲得している。つまり「勝ち点制」なら、貪欲にトライを取りにいった結果が報われていた-ということになるのだ。

その意味でも、今季は各チームとも終了の笛が鳴るまでトライを狙う積極的で熱いラグビーを期待したい。

このほか、今季は自陣から蹴ったボールがバウンドして敵陣22メートルラインを越えてタッチの外に出た場合、蹴った側のボールによるラインアウトでの再開となる試験実施ルール(「50:22」)が採用されることになった。

敵陣深くのラインアウトからモールを押し込んでトライ-というのは、関西では京産大が最もこだわり得意とするところだ。一方で、キックに対応するため、ディフェンスラインの人数が減り、ボールを展開しやすくなるという見方も。

京産大を含め各チームの対応にも注目している。(月僧正弥)

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