粉じん飛散防止シートで覆った工事現場から作業員2人が救急搬送、1人が意識不明

１９日正午頃、東京都府中市栄町の都立府中高校から「作業員が倒れた」と消防に通報があった。警視庁府中署によると、体育館の改修工事をしていた作業員５人が体調不良を訴えた。このうち２人が病院に運ばれ、１人は搬送時に意識不明だったという。

警視庁

府中署幹部によると、当時、現場では体育館の外壁を取り除く工事が行われていた。作業員約１０人が、粉じんの飛散防止のため周囲をシートで覆って作業していたという。府中署が詳しい状況を調べている。

現場はＪＲ西国分寺駅から南東約１・５キロメートルの住宅街の一角。