首都高「新京橋連結路」環境アセス完了で「事業化の一歩手前」へ  丸の内~京橋直結で「日本橋に青空」実現図る

首都高「新京橋連結路」環境アセス完了で「事業化の一歩手前」へ 丸の内~京橋直結で「日本橋に青空」実現図る

  • 乗りものニュース
  • 更新日:2023/11/21

あとは都市計画決定を残すのみ

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日本橋地下化に伴い一部ルートが廃止される江戸橋JCT(画像:写真AC)。

東京都は2023年11月17日(金)、首都高のルート変更に伴う、C1都心環状線の代替路「新京橋連結路」について、環境アセスメントの手続きが完了(環境影響評価書を提出)したと発表しました。

首都高では、日本橋川の上空から高架橋を無くして青空を取り戻そうというプロジェクトが進行中です。具体的には、日本橋川上空区間(神田橋JCT~江戸橋JCT)を地下化。さらに箱崎方面のみの道路にして、京橋方面を「神田橋~丸の内~京橋」という新ルートへ切り替えます。

そこで新設されるのが「丸の内~京橋」の地下区間「新京橋連結路」です。上下線1車線ずつで、地下はシールドトンネルで掘進されます。設計速度は40km/hです。完成目標は、日本橋川ルート地下化に合わせた2035年となっています。

これで、事業化の準備である「環境アセスメント」「都市計画決定」のうち、片方が完了。都市計画の手続きが終われば、いよいよ事業化を待つのみとなります。

なお「新京橋連結路」の真上には現在、高架道路である京橋~西銀座~汐留のルート、通称「KK線」と呼ばれる東京高速道路がありますが、将来は廃止され、残された高架橋は緑道として再整備される予定です。

乗りものニュース編集部

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