浅野 パルチザンとの契約解除、度重なる給料未払い...不誠実対応で決断

浅野 パルチザンとの契約解除、度重なる給料未払い...不誠実対応で決断

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2021/05/05

日本代表FW浅野拓磨(26)が2日、自身のブログでセルビア1部パルチザンとの契約を解除したことを電撃発表した。度重なる給料の未払いや、それに伴うクラブ側の不誠実な対応が主な理由という。今季はここまで欧州1部リーグで日本人最多となる18ゴール。リーグ戦4試合を残しており、さらなる更新も期待されたが、シーズン途中での苦渋の決断となった。

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浅野拓磨

突然の発表だった。浅野は2日に自身のブログを更新。パルチザンとの契約を解除したことを明かした。指揮官やチームメート、スタッフへの感謝の言葉も記しつつ、「クラブによる度重なる給与の未払い、またそれに対する不誠実な対応によりクラブからのリスペクトを感じられなくなってしまった」などと理由をつづった。

FIFA(国際サッカー連盟)規約ではクラブ側に2カ月以上の給料未払いがあった場合、選手は書面で15日以内に義務を果たすべき旨を通知でき、それでも満たされない場合は契約解除できる権利が認められている。浅野のケースは何カ月に及んだかは不明だが、パルチザンは深刻な財政難に陥っているとの情報もあり、未払いが長期にわたって続いていた可能性もある。

浅野は19年8月にリーグ優勝27回を誇るセルビアの名門パルチザンに加入。地元メディアによると移籍金は100万ユーロ(約1億3000万円)で、契約は3年。2年目の今季は進化し、ここまで欧州1部日本人最多となる18ゴールを決めていた。さらなる記録更新も期待されていたが、森保ジャパンでも活躍が期待されるストライカーは退団の道を選んだ。

一方で、契約解除が正式に認められれば、次の移籍には移籍金が発生しない。今季の活躍で今夏にはスペイン、ドイツへの移籍も噂されていただけに、多くのクラブには魅力的な存在となる。今後は争奪戦に発展する可能性もありそうだ。

◆浅野 拓磨(あさの・たくま)1994年(平6)11月10日生まれ、三重県出身の26歳。四日市中央工高時代は2年時に高校選手権で準優勝し、得点王。13年に広島入りし、16年7月にアーセナルへ完全移籍。16~18年はシュツットガルト、18~19年はハノーバーに期限付き移籍。19年8月にパルチザンに完全移籍した。日本代表は15年8月の北朝鮮戦でデビュー。国際Aマッチは24試合5得点。1メートル73、71キロ。利き足は右。

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