泣きそうな迷子の女の子におまわりさんは

  • 西日本新聞
  • 更新日:2021/01/13

<いちねんせいになるまえに、がくどうにいくれんしゅうをしていたら、まいごになってないていました>。大分市の小1、野仲真央さんの作文「はじめてのまいご」

▼優しいおばあさんが交番に連れていってくれたが、保護者の電話番号が<わかりません>。童謡のように、困ってしまったおまわりさんの姿が浮かぶ。保育所の名が分かり、やっと連絡が取れた

▼<おまわりさんはすきなたべものなど、いろいろなはなしをしてくれました。すこしさみしいきもちだったけどなかずにまてました>。走ってきたママに<うれしかったので、すぐにだきつきました>

▼第29回「わたしたちのまちのおまわりさん」作文コンクールの内閣総理大臣賞受賞作だ。迷子に限らず、困ったときに頼りになるおまわりさん。2020年1~11月に全国の警察が対応した110番は約765万件で前年より約64万件減少した。新型コロナによる外出自粛で交通事故が減ったのが一因とか

▼ただ、全体の2割弱は緊急性のない内容。コロナの相談窓口や病院の照会、「県外から来た親戚を帰宅させて」「レジで間隔を空けずに並んでいる客がいる」といった通報も。不急の110番は、事件事故などの対応に支障が出かねない

▼女の子は、おまわりさんに<またこまったらおいで>と言われたけど<もう、こうばんにはいかなくていいように、きをつけたい>。大人も見習いたい。

西日本新聞

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