いよいよ「何もない駅」返上?「高輪ゲートウェイ駅」急ピッチで建設すすむ現在

いよいよ「何もない駅」返上?「高輪ゲートウェイ駅」急ピッチで建設すすむ現在

  • 乗りものニュース
  • 更新日:2022/08/06

開業から2年経った現在の駅前

2020年春に開業した、JR山手線・京浜東北線の高輪ゲートウェイ駅。山手線にとっては49年ぶりとなる新駅で、田町~品川間の地区再開発に先駆けて新設されました。

No image

建設工事が進む高輪ゲートウェイ駅前(乗りものニュース編集部撮影)。

さて、再開発途上ということもあり、また議論を呼んだ駅名も相まって、開業当時は「何も無い駅」「都心の秘境駅」「下車する価値なし」と揶揄されたのが記憶に新しいところです。

その高輪ゲートウェイ駅周辺が、開業から約2年半を経て「何かある」街に変貌しつつあります。駅前にはおびただしいクレーンが並び、ビルの基礎工事に向けた土質ボーリング機器や足場、建設機械などが、一帯を埋め尽くしています。

そもそも、この「空白地帯」には元々何があったのでしょうか。答えは、JRの車両基地です。都心に“眠る”13ヘクタールもの敷地を街の発展に活用するべく、JR東日本が再開発計画を発表したのが2014(平成26)年のことでした。つまり、昔からこのエリアはほぼ無人地帯で、経済活動が今やっと行われ始めようとしているのです。

最終的に高輪エリアはどうなる?

このエリアの最終形態は「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」で、現在「空白地帯」となっている敷地に、複合棟3棟(地上29~31階)、文化創造棟(地上6階)、住宅棟(地上44階)の計5本のビルが南北に並んでそびえ立ちます。それらを緑化デッキが有機的につなぎ、ひとつの「街」を形成します。

再開発は、都営浅草線・京急本線の泉岳寺駅にもおよびます。地下ホームは拡幅され、駅ビルはゲートウェイシティと一体となって、歩行空間で結ばれます。こちらは2023年ごろから工事が始まる予定となっています。

街の完成時期は、まず高輪ゲートウェイ駅前のエリアが、約2年半後の2025年3月の予定。「複合棟1(North・South)」という2本のビルが開業し、駅の東側へ直結する歩行者通路が設置されます。これをもって、高輪ゲートウェイ駅は「全面開業」となります。

その他の区画も、開業は2025年度内。つまり、「何も無い」高輪ゲートウェイ駅周辺は、3年後には構造物が地上空間を埋め尽くす「都会」となっている可能性があります。

乗りものニュース編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加