華原朋美、ベッキー、田口淳之介「謝罪芸能人」の天国と地獄

華原朋美、ベッキー、田口淳之介「謝罪芸能人」の天国と地獄

  • 週刊女性PRIME
  • 更新日:2021/02/21
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田口淳之介

問題を起こしたとき、釈明や謝罪会見を開いてきた芸能人たち。カメラの前でときには毅然と、ときには涙を浮かべて反省の弁を。彼らが紡いだ“詫びストーリー”を振り返る――。

【写真】泣きじゃくり、汗びっしょり、深々…芸能人たちの謝罪スタイル

「謝罪会見」で決まる、これから

芸能人たちが不祥事や騒動などを起こしたときに開かれる謝罪会見。視聴者にしてみれば、興味本位で“謝罪ショー”として面白がる場になる。しかし当の本人たちにしてみれば、これからの活動がどうなるかが決まる人生の分岐点なのだ。

「多くの関係者の方々に大変ご迷惑をおかけし、多くの視聴者の方に不快な思いをさせてしまったことを、深くお詫び申し上げます」

'20年12月、神妙な面持ちで深く頭を下げた渡部建。“多目的トイレ不倫”を報じられ、半年間、姿を隠したのちに開いた会見だった。

「年末のテレビ番組で復帰すると報じられると、“謝罪もしないで復帰するつもりか”と、世間からバッシングの嵐。その反応に驚いた渡部サイドが、あわてて会見を開きました」(ワイドショーデスク)

その結果、会見では約100分にわたり、芸能レポーターからの質問攻めに。

「飛沫対策で着用していたマウスガードは吐息で曇り、顔じゅう汗だく。ときに涙を流しながら“本当にバカなことをした”と繰り返していました」(同・デスク)

改めて“不貞行為”をテレビの前でさらした渡部だったが、このあと仕事復帰とはならず。謹慎状態が続いている。せっかく開いた謝罪の場も、一歩間違えればイメージを回復するどころか、取り返しのつかないことに。一体、どんな会見が“天国”へと導き、どんなしくじりで“地獄”へ落とされるのか──。

かえって炎上!? ネット謝罪のデメリット

謝罪は記者などを集めて会見にて行うもの、という考えはもう古いかもしれない。自ら動画を撮影し、ユーチューブなどで反省の弁を述べるというスタイルも出てきた。

「華原朋美が高嶋ちさ子と元所属事務所の社長に対して、泣きながら謝罪した動画をユーチューブにあげました」(スポーツ紙記者)

友人である高嶋から紹介されたベビーシッターが、自分の息子を虐待していると、写真週刊誌に“暴露”。それが自分の誤解だったと動画をアップしたのだが──。

「騒動の詳細には触れずに、いきなり謝罪を始めました。号泣する彼女の様子が異様で、高嶋サイドや事務所から謝罪を強要されたのでは、という憶測までささやかれました」(同・記者)

また、コロナ禍に10人と会食をしていたことが報じられた石田純一も、動画で謝罪。だが謝罪はしたものの、店に行ったのは3人、といった言い訳も付け加えて、炎上の元になった。こういった動画での謝罪に、ある芸能事務所のスタッフは、

「いちばんのメリットは、自分の言いたいことを自分のペースで伝えられるということです。質疑応答がある会見だと、海千山千の記者の質問によけいなひと言が飛び出す心配がありますが、動画ならそれはない。

ただ、核心について話していないと、“知りたいことを言っていない”とバッシングされます。そのバランスが難しい。デメリットも大きいんですよ」

動画での謝罪は所詮、一方通行。せっかく謝ってもよけいなひと言があれば火消しにならず、かえって傷口を大きく広げてしまう危険もあるのだ。

まさにオンステージ 湾岸署前での“謝罪ショー”

これまで出てきた不祥事とは違い、笑いごとではすまされない謝罪の場がある。犯罪を犯し釈放されるタイミングで、警察署に集まった報道陣の前でひと言、というあの場面だ。

「ひき逃げの疑いで逮捕された伊藤健太郎、酒気帯びで事故を起こし逮捕・送検された歌手の小金沢昇司。違法薬物では大麻取締法違反で起訴された伊勢谷友介、コカイン使用容疑のピエール瀧など、多くの芸能人が東京・台場の湾岸署前で謝罪しています」(同・ワイドショーデスク)

しかし、どうしていつも湾岸署なのか? 所轄の違う場所で逮捕されても、芸能人の多くは湾岸署へと移送され、釈放時にカメラの前に姿を見せるのも同署だ。

「タレントなど有名人が逮捕されると報道陣が集まってしまい、狭い警察署だと周囲の迷惑になってしまうということが理由です。'09年に覚せい剤取締法違反で逮捕された酒井法子のときが最初だったと思います。湾岸署は'08年に新築され、女性用の収監施設も整っているそうです。

署の正面玄関前は広く、釈放されて出てくるタレントを撮影しやすい。また、署の敷地内なので報道規制もされていて、タレントも質問に答える必要もなく、謝罪の言葉だけですみますから、タレントにとってもありがたい場所でしょう」(同・デスク)

そんな場所でも思わぬことが起こることもある。'19年6月、元KAT-TUNの田口淳之介が保釈されたとき、大声で謝罪をしたあと突然、土下座したのだ。

「20秒くらい額を地面につけて……。あの姿は痛々しかった」(同・デスク)

そんなドラマも生んだ湾岸署前。しかし、芸能人なら誰でもこの署に移送されるというわけではない。前出のデスクはこう話す。

「逮捕されて騒ぎになる人。言い換えれば、人気があって売れている芸能人ということです」

犯罪を犯して湾岸署に移されなければ、芸能人としても終わっているということなのか。

子どもの不祥事に―― いつまでたっても親は親

先日、菅義偉首相の息子が総務省幹部との違法接待疑惑を報じられた。菅首相は「息子とは別人格」として、コメントしようともしなかった。だが、芸能界は政治の世界と違うようで……。

「'16年6月、強姦致傷容疑で逮捕された高畑裕太、'17年の10月に覚せい剤取締法違反で逮捕された清水良太郎、ともに親の高畑淳子と清水アキラが会見を開き謝罪しています」(ワイドショーデスク)

高畑淳子は面会したときの裕太の様子を、「すいません、を繰り返して震えて泣いてばかりでした」と話し、事件が起きたのは「彼の甘さ」と言い切った。

清水良太郎は以前にも賭博疑惑が報じられ、親・アキラは「そのときも何度も聞いたり怒鳴りあったりもした。何もないということだったので、信じてあげたいと思いますが……」と涙を流し、

「バカ野郎と突き放したいですけど、家族ですから。私の育て方がダメだったんだと思います」

と肩を落とした。このふたりは子どもも芸能人として活動していたが、子どもが一般人でも親がタレントなら注目を集めてしまう。

「会社員の長女が大麻取締法違反の疑いで、'18年2月、大竹まことが会見を開きました。このとき、娘の状況について質問したレポーターに“娘がこの業界にいるなら話しますが、娘は一般人なので”と父親として娘を守る姿勢を見せました」(前出・スポーツ紙記者)

毅然とした態度で会見に臨みつつ、親としての思いもにじませた3人。

「“いい大人なんだから、親が出てくる必要はない”といった声も聞こえてきますが、一般人以上に親としての説明責任が求められます。会見をしなければ“無責任”、すれば“親バカ”といわれてしまう。親にとっては地獄以外の何物でもないでしょう」(前出・ワイドショーデスク)

会見でついたウソで 地獄落ちした芸能人

「お付き合いということはなく、友人関係であることは間違いありません」

'16年1月、『ゲスの極み乙女。』のボーカル、川谷絵音との不倫交際が報じられたベッキーが会見で謝罪し、ふたりの関係をこう説明した。しかしこの言葉が、のちに彼女自身を窮地に追いやることに──。

「この1週間後、ふたりの不倫を報じた週刊文春が第2弾としてLINEでのふたりのトーク画面を掲載。《友達で押し通す予定!笑》《逆に堂々とできるキッカケになるかも》といったやりとりが暴露されました」

ウソで貫き通すはずが、まさかのLINE流出ですべてが明らかになってしまった。結果、半年間の活動自粛となり、現在も本格復帰といえる活動はできていない。

ベッキーと同じく、会見でウソの釈明をしながらも後日、自らファックスで不倫を認めたのが斉藤由貴。

「'17年8月に50代の開業医との不倫関係が報じられ、釈明会見を開きました。相手は《家族がお世話になっているお医者さん》と説明。好意はあると認めつつも、一線は越えていないと話したのですが……」(ワイドショーデスク)

会見の約1か月後、斉藤はファックスで「本当のことを話していなかった」と、不倫関係を認めるコメントを発表。この日、相手の男性が情報番組の取材で不倫関係を認めたことで彼女もコメントした。しかし、ベッキーが騒動以前のように活動できていないことに比べ、斉藤は女優としていろいろな作品に出演している。

前出のデスクは、

「斉藤は過去に尾崎豊、川崎麻世(「崎」は正しくは「立さき」)との不倫を報じられています。世間に“魔性の女”というイメージがある斉藤に対し、ベッキーは川谷とのことが初スキャンダル。不倫という言葉から、もっとも遠い存在と思われていました。そのギャップで世間の嫌悪感が強かったのかもしれません」

最近、知人男性が自分の部屋でコカインを使用し、逮捕されていたことを報じられたゆきぽよ。出演番組で「単なる知り合い」と説明していたが……。

「ネットでは“単なる知り合いが部屋の鍵を持っている?”などと書き込まれています。新たな事実が出てきて、話していたことと違っていたとなると、また大騒ぎになりますよ」(前出・スポーツ紙記者)

芸能人はイメージが命。それが謝罪の仕方により、先の人生が天国にも地獄にもなる。ふたつは隣り合わせなのだ──。

取材・文/蒔田稔

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