ハム高梨を新人王へ押し上げた転機 「今までにない感覚」掴んだ瞬間とは

ハム高梨を新人王へ押し上げた転機 「今までにない感覚」掴んだ瞬間とは

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  • 更新日:2016/12/01

大幅増で契約更改、新人王右腕が振り返る飛躍の転機

今季のパ・リーグ新人王を獲得した日本ハム・高梨裕稔投手が、1日に札幌市内の球団事務所で2170万アップの推定年俸3000万円で契約更改。「今年やってやろうという気持ちでやっていたが、まさか、ここまで出来るとは。(アップ額は)想像以上でびっくりした」と声を弾ませた。

高梨はシーズン序盤は中継ぎスタートとなったが、6月上旬から先発ローテーション入り。先発転向後は負けなしの8連勝を記録するなど自身初の2桁となる10勝(2敗)を挙げた。防御率2.38も堂々の数字で、チームの4年ぶりリーグ制覇、10年ぶり日本一に貢献。球団では昨年の有原航平投手に続き、2年連続13人目の最優秀新人に輝いた。

13年ドラフト4位で入団。昨年まではファーム暮らしで大卒3年目でのブレークとなったが、覚醒のきっかけとなった時があるという。7月1日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)。それも試合前のブルペンでの投球練習中だった。

「試合前のブルペンで今までにない感覚でカーブを投げられていた。すごいいいな、と思っていて、それが試合でも良かったんです」

ソフトバンク相手につかんだ自信、「カーブはこんな使い方ができるんだなと」

当時首位だったホークスとは9.5ゲーム差。これ以上は負けられない試合だったが、最速146キロのキレのある直球、100キロ台のカーブを決め球にして、7回11奪三振、5安打無失点。4勝目を挙げると共に、栗山監督就任後は最長で、チーム7年ぶりとなる8連勝を引き寄せた。結果、その後の球団新記録の15連勝につなげ、最大11.5ゲーム差からの大逆転優勝も実現した。

「ソフトバンク相手に抑えられたのは自信になりましたし、あの試合でカーブはこんな使い方ができるんだなと思った。その後の先発した試合につながりましたし、印象に残った試合はたくさんあったんですけど、あの試合は転機になった試合になったと思います」

8月以降も負けなしの5連勝を挙げて、チームのリーグV、日本一へ欠かせない戦力となった。来季は今季の109回2/3から規定投球回の143イニングに乗せることが目標だ。

「僕に勝ちが付かなくてもチームが勝てばいい。今年は規定に届かなかったので、もっとイニングを投げられるように。イニングを投げられる投手は試合を作れる投手。長いイニングを投げられれば、勝ちや防御率は付いてくる。まずはイニングにこだわって。今年は中継ぎの方々に助けられたので、来年は助けられるようにしたいです」

大卒3年目の新人王に慢心の二文字はなかった。

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