30年連れ添い死んだ妻は誰だったのか 女性が隠し通した「秘密」に涙

30年連れ添い死んだ妻は誰だったのか 女性が隠し通した「秘密」に涙

  • しらべぇ
  • 更新日:2018/12/19
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(imtmphoto/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

配偶者の名前が本当のものなのか、誕生日は正しいものなのか、そうした疑いをもったことがある人は、かなり限られるのではないだろうか。

福岡県内で、30年連れ添った妻が無戸籍だったことが判明するという事件が発生。露呈したきっかけは、妻の死亡だった。

■「ユミコ」と名乗った妻

2017年10月からおよそ1年間にわたって、同県大野城市のアパートに、内縁の妻の遺体を遺棄したとして起訴されている奥田義久被告(74)は、17日の初公判で起訴内容を認めたという。

被告は、33年前に北九州市のキャバレーで「ユミコ」という女性に出会い、その後駆け落ち。「奥田ユミコ」は、食品加工会社などで働いていたが、2016年ごろ、女性は仕事を辞め、被告の年金で暮らすこととなった。

2017年になると、女性の目が少しずつ見えなくなり衰弱していき、介護が必要な状態になったそうだ。その後、女性は死亡し、被告は部屋に遺体を遺棄。警察の調べで、女性が「無戸籍」であることが判明したとのことだ。

■「何もしてやれなくてごめんね」

これまでの30年間で、女性に不可解な点はあったものの、被告はあえて詮索しなかったという。衰弱していく女性を病院に連れて行くため、「昔の住所を言ってくれれば身分証作ってくる」と何度も説得を試みた被告。だが、頑なに拒まれるだけだった。

死の間際、弱っていく女性に野菜ジュースを飲ませると、「ああ、おいしい」とつぶやいたといい、それが最後の言葉となった。裁判官から、「ユミコさんに言いたいことはありますか」と問われた被告は、「何もしてやれなくてごめんね」と答えたそうだ。

裁判は即日結審し、検察は懲役1年を求刑。一方、弁護人は、執行猶予を求めているとのこと。

■「奥さんは幸せだったと思う」

無戸籍であることを隠し通し、衰弱死した女性の人生はいかに壮絶だったのだろうか。そんな女性の「秘密」を詮索せず支え通した被告の存在を受け、ネットからは「奥さんは幸せだったと思う」「涙が出た」など感動の声が相次いでいる。

・それでも看取ってくれた人がいただけ、奥さんは幸せだったと思う

・法律うんぬんを超えた世界を想像した。野菜ジュースのくだりがこの男女の関係を物語ってる気がして涙が出た

・何もしてあげられなくてごめんね、って言ってくれる人が側に居てくれたのは、幸せなことだ

・30年以上も惚れた女に連れ添った被告も幸せだった思うし、見届けられた女性も幸福だったと思う。せめて執行猶予つきであって欲しい

■3割以上「パートナーに秘密がある」

しらべぇ編集部は、全国の既婚男女746名を対象に「パートナーに長年秘密にしていることがある」かについて調査を実施した。「ある」と回答した人は、3割を超える結果となった。

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「秘密」を抱える妻に添い遂げ、最後には「死体遺棄」という罪を犯した男。いったいどういう気持ちで、この30年以上を過ごしてきたのだろうか。亡くなった女性のご冥福を祈りたい。

・合わせて読みたい→9歳女児に足手錠やSM器具… 松戸女児殺害事件の「証拠品」に戦慄と怒号

(文/しらべぇ編集部・清水 翔太

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2016年8月26日~2016年8月29日
対象:全国20代~60代の既婚男女746名(有効回答数)

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