映画祭「映画と天皇」で「ゆきゆきて、神軍」など17本上映、原一男のトークも

映画祭「映画と天皇」で「ゆきゆきて、神軍」など17本上映、原一男のトークも

  • ナタリー
  • 更新日:2017/12/06

「映画祭『映画と天皇』」と題された上映企画が12月9日から15日にかけて東京・ユーロスペースにて開催される。

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「映画祭『映画と天皇』」ポスタービジュアル

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日本大学芸術学部映画学科の学生が主催する本企画は、タイトルの通り“映画と天皇”をテーマにしたもの。亀井文夫が監督した記録映画「戦ふ兵隊」、藤島泰輔の小説を原作にした「孤獨の人」、渥美清が主演を務めた「拝啓天皇陛下様」、国内外の映画賞に輝いた原一男の「ゆきゆきて、神軍」、土屋豊雨宮処凛らを追った「新しい神様」、アレクサンドル・ソクーロフが昭和天皇を描いた「太陽」など計17本を上映する。

上映期間には原や土屋のトークショーを開催。スケジュールなどの詳細は公式サイトにて確認を。なお森達也らのコメントも公開されている。

映画祭「映画と天皇」

2017年12月9日(土)~15日(金)東京都 ユーロスペース
<上映作品>
「戦ふ兵隊」
「孤獨の人」
「拝啓天皇陛下様」
「ゆきゆきて、神軍」
「新しい神様」
「太陽」ほか
前売り料金:1回券 800円 / 3回券 2100円
当日料金:一般 1200円 / 学生 1000円 / 3回券 2700円

森達也 コメント

この国のかつての頂点は中心でもあり、多くの人がその名を呼びながら無残に死んでいった。今は憲法一条で国と国民統合の象徴と規定されながら、メディアにおいては最大のタブーとなっている。頂点ではないが国の中心にいる。ロラン・バルト言うところの空虚な中心だ。描かないわけにはゆかない。ところが表現は規制される。あるいは委縮する。その抗いの記録を目撃してほしい。

佐藤優 コメント

平成生まれの若い表現者たちが、「天皇」という日本と日本人の根源に関わる問題に真面目に取り組んでいることに敬意を表します。映画のラインナップも考え抜かれたものです。1人でも多くの人が、会場のユーロスペースに足をはこんでいただきたいです。私も会場で映画を鑑賞した後で、映画を愛する若い人たちと率直な意見交換をしたいと思っています。

辛酸なめ子 コメント

厳粛で重厚感漂うラインナップ。この中で何本か観た作品がありますが、どれも日本人の心の琴線に触れる名作でした。タイトルのリストを読んでいるだけでも胸が熱くなって泣けてきます。劇場で観ればたぶんただではすまない、号泣の予感がします。

鈴木邦男 コメント

今は言論の自由が保証されているのにもかかわらず、天皇のことについては触れにくくなっている。だからこそ、若い人達が天皇について考え、このように映画祭を開催していることにはとても意味がある。また、上映作品についても、今では製作されないような映画ばかりで素晴らしい。

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