親が便秘気味だと、子どもが便秘になる確率も3倍に!?

親が便秘気味だと、子どもが便秘になる確率も3倍に!?

  • @DIME
  • 更新日:2016/11/30

NPO法人日本トイレ研究所が6月に発表した「小学生の排便と生活習慣に関する調査」では、小学生の5人に1人(20.2%)が便秘状態にあり、さらに小学生の2人に1人(49.7%)が学校でうんちを「しない」、または「ほとんどしない」と回答するなど、小学生の便秘問題が明らかになった。この結果を受け、多数の報道機関だけでなく、教育関係者間でも大きな話題となった。

子どもの便秘改善のためには、学校での教育や環境整備もさることながら、家庭での取り組みや保護者の理解が必要不可欠。前出の調査では、便秘の子どもの保護者のうち32.0%は、「子どもが便秘状態にあると認識していない」などの問題も浮き彫りになった。そこで同当研究所は、家庭における排便・生活実態の把握のため、小学生の子を持つ保護者621名を対象に、「親と子の便秘に関する調査」を実施した。

なお、本調査では、「排便頻度が3日に1回以下」「便失禁がある」「便を我慢することがある」「排便時に痛みがある」「便が硬い」「トイレが詰まるくらい大きな便が出る」のうち2つ以上に合致する人を、「便秘状態にある」と定義する。

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■保護者の26.2%が便秘状態

【Q1】あなたの排便状況について、以下の項目はそれどれどの程度あてはまりますか
保護者のうち26.2%が便秘状態にあることがわかった。

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【Q2】あなたはご自身を便秘気味だと思いますか
Q1で便秘状態に該当した保護者のうち、自分自身が便秘であると自覚している人は30.8%しかいなかった。

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■便秘で困っていることのNo.1は「イライラする・気分が優れない」

【Q3】Q.2で「とてもそう思う」「そう思う」「ややそう思う」と回答した方へ伺います。それはいつ頃からですか
便秘の自覚について、「とてもそう思う」「そう思う」「ややそう思う」回答した保護者のうち、Q1で便秘状態に該当した保護者を抽出。6割以上(64.2%)が1年以上前から便秘気味であると感じていたことが明らかになった。

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【Q4】あなたが普段、便秘になって困っていることは何ですか。それぞれについてあてはまるものをひとつずつお選びくさだい
便秘の自覚について、「とてもそう思う」「そう思う」「ややそう思う」回答した保護者のうち、Q1で便秘状態に該当した保護者を抽出。便秘になって困っていることについて、7割以上(70.7%)が「イライラする・気分が優れない」と回答し、最も多いことが明らかになった。

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■6割以上の保護者が、「『毎日排便がない、または排便の頻度が少ない』ということだけが便秘ではない」という事実を知らなかった

【Q5】あなたは、「毎日排便がない、または排便の頻度が少ない」ということだけが便秘ではない、という事を知っていますか?
62.0%の保護者が「毎日排便がない、または排便の頻度が少ない」ということだけが便秘ではない、という事を「知らなかった」と回答した。

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■保護者自身が便秘状態にある子どもは、そうでない子どもに比べて約3倍便秘状態である

【Q6】お子様の排便状況について、以下の項目はそれぞれどの程度あてはまりますか
今回の調査では、小学生のうち16.6%が便秘傾向に該当した。さらに、その結果を保護者自身の便秘状況別に比べてみると、保護者自身が便秘状態にある子ども便秘率は32.5%で、保護者自身が便秘状態に該当しない子どもの便秘率(10.9%)の約3倍であることが明らかになった。

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■家庭で子どもとうんちや排せつについて会話している保護者は45.8%

【Q7】あなたは普段、家庭でお子さまと一緒にうんちや排せつに関する会話をしますか。また、お子さまの便の状態をチェックしていますか
うんちや排せつについて家庭で会話している(「とてもしている」「している」「ややしている」と回答した)人の合計は45.8%だった一方、子どもの便の状態をチェックしている(「とてもしている」「している」「ややしている」と回答した)人の合計は35.4%に留まった。

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【特徴的なコメント】
うんちや排せつについて会話している
・健康を保つために大切なことだから(36歳・男性・会社員)
・排便がないと次回の食事量が極端に少なくなるため(44歳・女性・パート・アルバイト)
・自分自身が便秘気味だと感じているので、気になって聞いている(29歳・男性・会社員)
・ウンチをすることは恥ずかしくないと教えるため、あえて話題にしている(44 歳・女性・専業主婦)

うんちや排せつについて会話していない
・子供が年頃で話したがらないから(32歳・男性・自営業)
・お互いにプライバシーを尊重しているから(45歳・男性・会社員)
・子ども自身がうんちの話をするのは恥ずかしいと認識しているから(38歳・女性・公務員)
・特に便秘や下痢などの不調がないので、話をしていない(41歳・女性・専業主婦)

■排便は身体の状態を知らせてくれる大切なメッセージ。もっと丁寧に向き合うことが必要だ

便秘状態に該当した保護者のうち、自分が便秘だと自覚している人は30.8%であったことは深刻に受け止めるべき調査結果である。なぜなら、このような状況は子どもたちに影響を与えるからだ。今回の結果でも、保護者自身が便秘状態にある子どもは、そうでない子どもに比べて便秘率が約3倍であることがわかっている。「排便」に関する情報や理解は、食べることや運動することに比べてかなり不足している。日常的な会話にあがりづらいテーマであることも影響していると考えられる。しかし、排便は身体の状態を知らせてくれる大切なメッセージ。もっと丁寧に向き合うことが必要だ。

便秘を自覚している保護者が困っていることのうち最も多かった回答は「イライラする・気分が優れない」であった。これは子どもも同様だと思われる。落ち着きがない、イライラする、怒りっぽいことの原因に「便秘」が隠れているかもしれない。便秘状態では、美味しく食べることも、元気に運動することも、何かに集中することも難しくなる。子どもたちの快便をサポートするためにも、保護者に排便に関する正しい情報を届けること、子どもたちに排便に関する教育をすることが急務である。

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【調査概要】
調査期間:2016年8月9日~8月11日
対象:小学生の保護者(25〜49歳の男女)
方法:インターネットによるアンケート回答方式(子どもに関する質問は調査画面の前に子どもが同席のもと、保護者が代理回答)

文/編集部

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