観光客に高額のアイスクリーム代を請求 伊フィレンツェのぼったくり店に罰金25万円

観光客に高額のアイスクリーム代を請求 伊フィレンツェのぼったくり店に罰金25万円

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  • 更新日:2019/01/13
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世界中から観光客が集まるイタリア。しかし近年、有名な観光地では観光客をターゲットにした悪質な詐欺行為が増加しているようだ。このほど台湾の観光客から法外なアイスクリーム代を請求した店が通報され、罰金の支払いが命じられた。『Mirror』『Metro』などが伝えている。

フィレンツェを訪れていたひとりの台湾人男性観光客が1月9日、ジェラート店でアイスクリームを購入したところ、店側に25ユーロ(約3,120円)を請求された。男性が苦情を申し立てると、店員は「美味しいから高いんだ」と言い放ったという。しかし男性は納得いかずイタリア人のツアーガイドに苦情を伝えたところ、ツアーガイドが警察に通報した。駆けつけた警察は、店のオーナーがカウンター奥に料金表を隠していたことを知り、店に2,000ユーロ(約25万円)の罰金支払いを命じた。

エリオ・コヴィーノ警官は、地元メディア『La Repubblica』に次のように語っている。

「店側が料金表を隠すことは非常に一般的になっています。被害者は主に観光客ですので、こうした出来事がこの国の印象を悪くしているようなものです。」

フィレンツェには、昨年だけでも1,400万人ほどの外国人が訪れたという。しかし当局とツーリズム産業は、旅行者が増えると彼らを悪用する詐欺行為も増加すると頭を痛めているようだ。イタリアでは、観光客をターゲットにしたこうした悪徳商売は今回に限ったことではない。

2017年にはヴェネツィアで、英バーミンガムに住むルーク・タンさんという講師がランチに訪れたレストランで頼んでもいないオイスターやロブスターなどを持ってこられて513ユーロ(約64,000円)を支払わされた。同じくヴェネツィアで、日本人観光客4人はワイン1本とランチ代で1,000ユーロ(約125,000円)以上を請求されたそうだ。

さらに昨年もヴェネツィアのサン・マルコ広場にあるカフェ「Lavena」で、観光客の男性(62歳)がコーヒー2杯と250mlのペットボトルの水2本をオーダーしたところ、43ユーロ(約5,400円)を請求され驚いた。店側に苦情を伝えた男性に、オーナーは悪びれた様子もなく「外に座っていたじゃないか」と言い放ったようだ。このオーナーは後の取材でも「メニューには外に座った場合の値段も明記してあるのに、それを見ずに後になって勘定を見て不快になる客がいる」と話していたようだ。またこの広場近くのレストランで、2017年にはボローニャの大学に通う日本人学生2人がステーキ4枚と魚料理1品で1,104ユーロ(約138,000円)を支払わされたという。

このニュースを知った人からは「イタリアはどこに行っても素晴らしいのにこういった件がこの国をダメにしてるね」「素敵な国だけど、とにかくどこでも高すぎる」「料金をしっかり確認してからなんでも注文しないとダメだな」「でもイタリアだけじゃなく、有名な観光地ってこういうぼったくりが絶対ある」といった声があがっている。

画像は『Mirror 2019年1月10日付「Police called after tourist charged £22 for an ice cream at shop in Florence」(Image: Stone Sub)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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